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公募常勤医が辞職 上小阿仁村国保診療所
先月12日に上小阿仁村国保診療所長として着任したばかりの西村勇医師(71)が、体調不良を理由に辞職願を提出し、村が受理していたことが20日分かった。辞職願は15日付だが、19日にファクスで診療所に送信されていた。診療所の内科は15日から休診している。
村によると、西村医師は19日昼ごろ、「健康に障害を喫し、歩行障害で業務を遂行できない」とファクス送信、診療所に「原本は後で送る」と電話連絡があった。郵便書留で「長い闘病生活になりそうだ」との文書と医師住宅の鍵や診療所のマスターキーなどが送られてきた。
西村医師は今月2日、診療所事務長を通じて村に辞意を伝えたが、後任が見つかるまでは診療を続ける予定だった。村は6日から村ホームページなどで後任の公募をしているが、まだ見つかっていない。西村医師の診療は14日が最後で、既に村にいないという。
同診療所は村唯一の診療機関で、所長は唯一人の常勤医。特別養護老人ホーム杉風荘の往診、村小中学校の校医も務めている。村では2007年11月に初めて公募で医師を採用して以来、5年間で4人の公募医師が辞職した。
(2012/11/21 08:30 更新)
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