「嫌い」のイメージをつくると心はどんどん「嫌いな人」に近づいていく
掲載日時:2012.11.13 10:00
「あの人ステキ!! あの人のようになりたいなぁ~」と憧れる人と、「あの人性格悪いなぁ。あの人のように性格悪くならないように気をつけよう!」と反面教師になる人。
どんな人が目につきやすいでしょうか?
じつは、憧れでも反面教師だったとしても、心には「興味がある人」として同じくインプットされています。
心の世界には"否定形"がありません。「○○になりたくない」と思ったとしても、心が反応するのは「○○」の部分だけなのです。
たとえば、父親の文句ばかりを言っている母親の姿を見て、あなたは「お母さんのような結婚はしたくない!」と思ったとします。そうすると、あなたの心は「お母さんのような結婚」の部分をクローズアップします。
そして、心は勝手に「どうしたら『お母さんのような結婚』になるのだろう?」と興味を持ち、「それを理解するためには、お母さんのような結婚をしてみるのが効果的」と考えるようになります。
結果、望んでいなかったにも関わらず、母親と同じような結婚をしてしまうのです。
これを「あんな女性にはなりたくない」と思うと「なりたくないはずの女性になってしまう」法則と言います。
これを防ぐには「~~な女性になりたい!」と肯定形の興味の持ち方をするのがポイント。すると、心は「~~な女性になるためには?」と探し求め、理想を実現しやすくなります。
心が引き寄せる力は、頭で望む力より大きなもの。心の力を味方につけるために、心へのリクエストは肯定形にしましょう。
photo by Thinkstock/Getty Images
(恋愛セラピスト/大塚統子)
にらさわ あきこ
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