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【大リーグ】

上原、来季は青木が同僚!? 崩壊救援陣の救世主に ブ軍が触手

2012年11月24日 紙面から

 上原、来季は青木とタッグ!? 上原浩治投手(37)=レンジャーズからFA=の獲得レースに、青木宣親外野手(30)を擁するブルワーズも参戦した。22日の米放送局NBCダラスフォートワース(電子版)が報じた。他にもレンジャーズを含めてオリオールズ、フィリーズも獲得を検討しているとされる。今季の輝かしい実績を引っ提げ、争奪戦はこれからますます激化しそうな勢いだ。

 まさに引く手あまたの超売り手市場だ。レンジャーズの地元放送局NBCダラスフォートワースによれば、既報のレ軍、オリオールズ、フィリーズに加え、ここに来てブルワーズも争奪戦に参戦したという。ただ、同サイトは「オフに過ごす自宅がある(古巣オリオールズの本拠地)ボルティモアが一歩リードしており、再契約を望むレンジャーズファンにとっては戦々恐々だ」とし、現時点ではオ軍が一歩リードと報じている。

 上原も複数団から接触があると認めている。さらに、自身のブログでは球団決定の時期を「ウインターミーティング(12月3〜6日)が終わってからになるだろう」とつづっており、交渉の順調な進展をうかがわせた。

 それもこれも、残した実績が申し分ないからだ。今季は右広背筋を痛めて約2カ月半を途中離脱したとはいえ、37試合で防御率1・75。5月8日に球団記録の28試合連続無四球を達成するなど43奪三振に対して3与四球で、同サイトによれば、投手評価の指標となる奪三振数を与四球数で割った数値14・33は「救援でメジャー歴代3位のありえない数字だ」。さらに「シーズン終盤のレ軍で、ウエハラ以上の救援投手はいなかった」と激賞した。

 ブルワーズとしても、のどから手が出るほど欲しい戦力だ。チーム救援陣の今季防御率4・66はメジャー全30球団のワースト。青木を含む打線の奮闘もむなしく、プレーオフ進出を逃した。もし入団が決定すれば、“火だるまリリーフ陣”の救世主となれる存在なだけに、去就が注目を集めることは必至だ。

 

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