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    我が家の犬や猫 それから季節の花々など 折々に置いていきます

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見ちゃえ!聞いちゃえ!

読書しましょう♪

  • アンディ ドゥーガン: ディナモ―ナチスに消されたフットボーラー

    アンディ ドゥーガン: ディナモ―ナチスに消されたフットボーラー
    「勝利への脱出」制作の元となった現実の試合 試合に勝利したために殺された人間達 残酷ですが・・・・ 入手できるなら 読む価値ある本かと思います (★★★★★)

  • 薬丸 岳: 刑事のまなざし

    薬丸 岳: 刑事のまなざし
    事件を追う刑事を事件の関係人物からの視点で描いています 刑事の姿勢が ゆるぎなく 優しく温かいです (★★★★)

  • 小泉 喜美子: 弁護側の証人 (集英社文庫)

    小泉 喜美子: 弁護側の証人 (集英社文庫)
    読み手が知らず逆の場面を想像させられる美しい騙しの世界 昭和に書かれた作品ですが こうした書き方もあるのだと勉強にもなります 読んで騙されてくださいまし (★★★★)

  • リック・リオーダン: 「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」(全5巻)ほるぷ出版
    海神ポセイドンと人間の母親とのハーフであるパーシー・ジャクソンがアテネの娘やハーフ訓練所の仲間と喧嘩しながらも 冒険を繰り返し成長していく オリンポスの神の子供で人間とのハーフの一人には16歳で呪われた運命(死)と直面する英雄が出るらしかったが  (★★★★)
  • 真山 仁: ベイジン〈下〉 (幻冬舎文庫)

    真山 仁: ベイジン〈下〉 (幻冬舎文庫)
    最初は話がよく見えない 誰に感情移入して読むべきか 悩みつつページをめくることとなる やがて物語が見えてくる 読む速度も上がる それから引き込まれた後は 主要人物二人が危機を乗り越え生き延びることを ただ願ってしまう 天安門事件を映画で扱いたかった女性監督がいる しかし彼女の望みは西でも 彼女の国・中国でも歓迎されていない だが北京五輪の記録映画の撮影を依頼される また別の流れとして原発の技術顧問として中国に行く田嶋がいる 最終的に彼と力を合わせる中国人が 天安門事件で兄が死に自分の生き方も変えざるを得なかった学耕だ 中国とて一枚岩でなく権力を握る為の駆け引き 策謀 追い落としが日常茶飯事のようにあり 学耕も幾度も苦しい局面に立たされる 幸せな男ではない だが腐った人間ではないのだ この国では腐りきれないことは 不幸なのかもしれない 国を越え 理想と希望の為に 男達は手を取り合う 他方 国の威信をかけた大事業であるにも関わらず 自己の利益の為に 妨害も平気な権力欲から 横車も仕掛けてくる 一つ片付ければ また次の難問 難題が なんとか紅陽核電を完成させようとする男達の前にこれでもかと言わんばかりに立ち塞がる 田嶋の前任者・岡部は体調壊し帰国 あの国に殺される ーだからー(田嶋にも)行くなと叫んだほどだ 田嶋は逃げなかった 歌劇「トゥーランドット」の中の言葉が 田嶋と学耕を結び付ける ー毎夜それは生まれ、毎夜それは消えるもの それは、希望ー 中国 日本 そんなことより 彼らがここまで頑張ったのだ 希望を潰えさせては ならないとー物語ながら思う 現実には日本と中国が手をとりあうことは難しいだろう ただ人と人の単位となった時 少しでも理解しあえればと願う 例え理想主義に過ぎずとも 個々の単位になれば その個々の単位が増え広がっていくならば 互いの文化 歴史を尊重し 良い所は取り入れあうことが出来るならと 力の入った小説です 読む価値はあります (★★★★)

  • ほうさい ともこ: 酒場ミモザ (ぶんか社コミック文庫)

    ほうさい ともこ: 酒場ミモザ (ぶんか社コミック文庫)
    その店は京都にあるらしい それがマスターの最初の台詞でわかる 常連らしい客達との会話から 自然に京都が見えてくる 歴史ある京都は妖怪のような都だからして簡単に全体像は見せてくれない ちらちらっと 京都 そう怖い場所でもないのだよと 酒場ミモザのマスターには娘が二人おり 妹が先に嫁ぎそうな気配もある 店の客は転業に悩む者 書いた小説の結果に落ち着かぬ者 昔の思い出をたどる者 よそから嫁ぎ 京女の姑と あんじょういきたいと願う者 色々いる 京都の四季 行事を話に取り入れながらの物語は しかしやはり京都は難しいとも思わせてくれる 酒場ミモザのような店 場があればいいけれど 私のようにガサツな人間は 逆さ箒立てられてーとか 憧れて憧れて それでもせいぜい太秦映画村や京都駅付近がせいぜい 京都に触れるのは難しいだろうなと ため息つきつつ 「京都」を漫画で読んでいる 読む庶民の為の「京都」ここにあります ほんまに 面白ぅおすえーと 京都弁もどきで (★★★★★)

  • 越水 利江子: 忍剣花百姫伝7 愛する者たち (Dream スマッシュ!)

    越水 利江子: 忍剣花百姫伝7 愛する者たち (Dream スマッシュ!)
    とうとう完結です 時空を超えて闘ってきた花百姫に平安と幸福は訪れるのでしょうか 筆が措かれてからも 物語は続いている・・・・そんな気も致します 以下2010年4月16日の日記から 「最終巻ー愛する者たちー あとがきにて越水先生は この作品が漫画化されたらーと記しておられます 作品完結まで五年間 表紙・作中には陸原一樹さんが絵を手がけてこられました 読者は このイメージで登場人物達と親しんでまいりました 新たに別の画風・絵柄で挑戦される漫画家さんは その分ハードル高く大変だろうかと思います 最終巻では登場人物達の過去の係わり合いなども明かされます 幼い日 魔の者達の襲撃により城も大切な人々も失い流浪の身となった花百姫には 試練と冒険の運命が与えられていました 彼女の存在ゆえに人は集まり 魔は襲ってまいります 一人の少女でもある花百姫 一途な彼女の想いは叶うのでしょうか 物語が完結した今から 初めて読む方 読み始める方々は幸せです 一気に登場人物達や物語世界から離れることなく読了できるのですから 友情 命の大切さ 誰かを想い想われること 心は簡単にすれ違い不幸を呼ぶこともある ワクワクしながら物語の筋を追って下さい 読みながら自分の中に登場人物の姿を描いてみて下さい まだまだ書きたかったサイド・ストーリーがあったのではないかしら などとも思ったりしています 越水先生は楽しい話を お体は大丈夫かしらと案じられるほど書き続け 多くの作品を世に送り出しておられます その温かな人柄には「風雲童話城」にて触れることができます 日記・掲示板・作品リスト 分け隔てない優しさと深い心の持ち主ゆえに その分傷つきやすくもあるのでしょうけれど 夢を失わない希望を捨てない強さはー ああ これは成長した花百姫かもしれません だけど風雲童話城のご城主様並びに集う方々を 意図的に傷つける書き込みはなさらないで下さい アニメ化や 映画化されて 動く花百姫や登場人物達と再会する夢もいつか叶うかもしれません 願って努力を惜しまなければ 実現できるのが夢というものなのだとか では どの俳優さんにこの役をーと考えてみるのも 楽しいかもしれません 「忍剣 花百姫伝」-2-は↓へ http://yumemi.blogzine.jp/zatudansitu/2005/11/post_9cb0.html 「忍剣 花百姫伝」-3-は↓ http://yumemi.blogzine.jp/zatudansitu/2006/08/__400f.html 「忍剣 花百姫伝」-4-は↓ http://yumemi.blogzine.jp/zatudansitu/2007/08/post_9122.html 「忍剣 花百姫伝」-5-は↓ http://yumemi.blogzine.jp/zatudansitu/2008/05/post_7095.html 「忍剣 花百姫伝」-6-は↓ http://yumemi.blogzine.jp/zatudansitu/2009/02/post_a23e.html に感想など入れております 記念すべき「花百姫伝」-1-は OCNカフェの日記の方へ入れてました コピーして ひっぱってまいりました {2005年06月18日 越水利江子著「忍剣花百姫伝(にんけん かおひめでん)」ポプラ社 ー①めざめよ 鬼神の剣ー 得体の知れぬ{モノ}により 八剣城は落城 花百姫は行方知れずとなり 城の者達も命ある者は散り散りとなった 玉風一族には美しく勝気な火海姫がいる 互いに正しいと信じる鳴神一党との争い いかなる運命か その双方と関わりができる もと八剣城の相馬天兵 かつて八忍剣の一人でありながら 今は恐ろしい敵となった美女郎(みめろう) 剣を習い覚えた少女 花百姫は めざめた天竜剣に導かれるように 試練の荒波の中へ乗り出していく 著者のあとがきの結びの言葉にーどうぞ 二巻をご期待下さいーと あります 著者が少女時代から夢見ていた冒険活劇ファンタジー その幕開けです }」 (★★★★★)

  • 黒川 博行: 螻蛄

    黒川 博行: 螻蛄
    二宮は旧知の極道の桑原の儲け話に乗りー痛い思いしんどい思いを味わうことに はたして目論見通りに金は入るのか?! http://yumemi.blogzine.jp/zatudansitu/2009/07/post_66d9.html http://yumemi.blogzine.jp/zatudansitu/2009/08/post_9b63.html (★★★★)

  • 木下 半太: 悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)

    木下 半太: 悪夢の観覧車 (幻冬舎文庫)
    最初は笑いから入り 泣かせてもくれます もぐり医者ニーナは 勢いで付き合わされるデートのつもりで観覧車に乗るが 人質になってしまいます その理由とはー (★★★★★)

  • 木下 半太: 悪夢のエレベーター (幻冬舎文庫)

    木下 半太: 悪夢のエレベーター (幻冬舎文庫)
    エレベーターに乗り合わせた男女 だがそれは一人の男を騙す・・・ものだった エレベーターに乗る時は・・・・注意をしなければ?! (★★★★)

  • 木下 半太: 悪夢のドライブ (幻冬舎文庫)

    木下 半太: 悪夢のドライブ (幻冬舎文庫)
    よく考えられた物語 読了してから ああそうだったのかと腑に落ちる 読後感良く 「悪夢のエレベーター」「悪夢の観覧車」との繋がりも楽しい (★★★★)

  • 越水 利江子: 忍剣花百姫伝〈6〉星影の結界 (Dreamスマッシュ!)

    越水 利江子: 忍剣花百姫伝〈6〉星影の結界 (Dreamスマッシュ!)
    胸に命を危うくする石を埋め込まれてしまった花百姫 霧矢も傷つき 花百姫と一体の剣を霊士となってふるう天魚の眠り続ける本体と 三人の治療をする醜草は・・・己の力不足を思う 醜草の育ての親にして師匠はほぼ生き埋め状態で幽閉されながら生きていたがー 惹きあう石と反発する石 その力 次が最終巻ということもあってか 全編見せ場・・・となっております (★★★★★)

  • 誉田 哲也: 国境事変

    誉田 哲也: 国境事変
    同じ警察に所属しながら 公安 所轄 警視庁・・・ 反目し 対立する 在日韓国人 その悲しみ苦悩の中でも優しかった男 彼を利用する人間 それぞれにクセがある警察の人間 壊れかかって・・・再生する人間も 壊れて狂う人間もいる それぞれを主役とした話が読みたくなります (★★★★)

  • 横山 秀夫: クライマーズ・ハイ (文春文庫)

    横山 秀夫: クライマーズ・ハイ (文春文庫)
    大手に対する地方紙の意地 新聞記者の良心 熱い思い  人間関係  現実にあった事故をモチーフに扱いつつ あくまで題材として物語は展開する 途中の閉塞感が すっと開放され爽快感が与えられるラストへと (★★★★)

  • 佐々木 譲: 警官の紋章

    佐々木 譲: 警官の紋章
    北海道を舞台に正義を貫く人間達を描く警察モノ シリーズ3作目 父親が偽証を強要され覚悟の踏み切り自殺をしたと裏の真相を知った 同じ警官の息子は 報復を思いつめて計画を立て姿を消す 長谷川と組み津久見はその行方を捜すが 佐伯が追う事件とも重なりー 警護される女性大臣の設定がちょっと遊び心を感じます (★★★★)

  • 黒川 博行: 煙霞

    黒川 博行: 煙霞
    しがない高校教師で美術を教えている熊谷は それなりに生徒には好かれている だが他の教師に「ある誘い」を受けたばっかりに 彼は貧乏くじを引くのではないかーと心配しながら頁をめくってしまいます 読後感良い一冊 ハラハラドキドキ・・・笑いもあります (★★★★★)

  • 杉浦 日向子: 大江戸美味草紙(むまそうし) (新潮文庫)

    杉浦 日向子: 大江戸美味草紙(むまそうし) (新潮文庫)
    物事を正しく的確に捉えることを大切にしていた著者の性格 拘りが窺える 江戸を正しく伝えたい そんな思いが伝わってもまいります 川柳を読み解き 元気な江戸人の生活を楽しく教えてくれる一冊です (★★★★★)

  • 杉浦 日向子: ごくらくちんみ (新潮文庫)

    杉浦 日向子: ごくらくちんみ (新潮文庫)
    とっても楽しい可愛い一冊 著者のイラストとごくごく短い食べ物紹介小説 お酒と珍味がほしくなります お取り寄せリストつきなのも嬉しい (★★★★★)

  • 杉浦 日向子: 隠居の日向ぼっこ (新潮文庫)

    杉浦 日向子: 隠居の日向ぼっこ (新潮文庫)
    道具に関係したイラストも杉浦作品から引用 最近見なくなった道具への愛情溢れる説明つき とっても楽しい本です 懐かしい新鮮さがあります 宝物にお勧めの一冊 (★★★★★)

  • 杉浦 日向子: 百物語 (新潮文庫)

    杉浦 日向子: 百物語 (新潮文庫)
    滑稽かと思えば端整 江戸の怪異を描き抜く くわばら くわばら  夜道は気をつけて歩きなさんせ 恐ろしいものがいるのでございます 百物語は けっして 本当に百・・・語ってはなりません 異形の者へも愛しさ込めて描かれております (★★★★★)

  • 黒川 博行: 大阪ばかぼんど夫婦萬歳 (幻冬舎文庫 く 10-3)

    黒川 博行: 大阪ばかぼんど夫婦萬歳 (幻冬舎文庫 く 10-3)
    奥様との楽しい日常会話 ギャンブルで勝てない 勝てないゆえに・・・ 出た本を売る方法 禁じ手でとる笑い 愛媛生まれの夫と三代続いた大阪人の妻 身を削って笑いをとる作家 小説とはまた別の世界がここにあります (★★★★)

  • 太田 忠司: 奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)

    太田 忠司: 奇談蒐集家 (創元クライム・クラブ)
    奇談と認められるには審査されなくてはいけない 奇談を集める男の正体と目的は・・・謎のままがいいかも・・・しれない (★★★★)

  • 太田 忠司: 誰が疑問符を付けたか?

    太田 忠司: 誰が疑問符を付けたか?
    「ミステリな二人」の京堂夫妻の活躍 外では鉄の女景子だが 夫の前では別人に その夫 新太郎は推理と料理両面で妻景子を支える (★★★)

  • 黒川博行: 蜘蛛の糸

    黒川博行: 蜘蛛の糸
    彫刻家・遠野は個展開けばかえって足が出る実力の芸術家 モデルには断じて脱いでいただいてーあわよくば!なんて夢持ち 飲みにいけばお持ち帰りも夢見る・・・ 吸血鬼自称男に振り回される高所恐怖症の刑事 作家志望の刑事に辟易する物書き 幾度ふられても「お姉ちゃん」を目指す高校教師 懲りないスケベは不滅です?!かどうかはともかく 笑って下さい (★★★★)

  • 長島槇子: 遊郭(さと)のはなし (幽BOOKS)

    長島槇子: 遊郭(さと)のはなし (幽BOOKS)
    赤い櫛を見たならば お逃げなさいまし ゆめゆめ拾ってはなりませぬ 死にますよ そんな恐い不思議がたんとある遊郭の物語 怪談話を聞き続けた客も いつしか取り込まれ・・・ ああ こわい こわい なるほどあるかもしれませぬなぁ―と しばし異界に遊べる一冊です (★★★★)

  • 越水 利江子: 忍剣花百姫伝 5 (5) (Dreamスマッシュ! 24)
    花百姫シリーズ 著者あとがきによればアメリカで英語版が発売されるそうです そして全8巻の予定でしたが 6・7巻を大増量にして全7巻にて完結とか 楽しみです で物語は 幼い頃 城を焼かれ 捨て丸として育った花百姫が 数々の危難を乗り越え成長し そのもとに運命に結びつけられた勇気ある者達が集まり 恐ろしい力持つ敵と戦う この巻にて花百姫は一年後に死ぬ毒が胸に刺さってしまいます 小さかった花百姫も お嫁さんになりたい相手を胸に秘めるまでとなりました 複雑な立場 心境の美女郎と うり二つの恋する火海姫は恋ひとすじに天兵を追いかけて― 登場人物 一人一人が魅力的です 読まないと この面白さは 判らないでしょう 一度 話の筋の流れを追ってざっと読み 次は 何処かに次巻に繋がる伏線が張られてないか 捜しながら読むのも楽しいかと思います 陸原一樹さんのカバーイラスト 挿絵も情感豊かで物語を盛り上げます
  • 井上 祐美子: 公主帰還 (中公文庫 い 92-24)

    井上 祐美子: 公主帰還 (中公文庫 い 92-24)
    「潔癖」米元章の奇人変人ぶりを描いている その性癖を利用し硯をまんまととられ「やられた」と笑う 明るい読後感で珠玉の一篇 「公主帰還」遠い国から戻ってきたという年の離れた妹 それは偽者か それとも その騒動ありしゆえに 歴史に名を残す 運命の皮肉 「僣称」帝を名乗り 仮りの位ということを短い間忘れ 流れは男に死を呼んだ 「芙蓉怨」美しい人あり 未亡人となり その人を男の兄は望んだ 男は兄に頼まれ 女と会ううちに・・・ しかし兄は裏切れず― 「贋作」人を食ったペテンを行なった男たが 名前を騙られた高官は怒るどころか― 「白夫人」白蛇の化身その恋はアニメや映画にもなっている その有名な物語を捉え直して描かれた物語 「涅」兵方 戦い方 作戦 優れた考え方で大きく勝てずとも 味方の被害 犠牲を少なく留め置く 兵士の立場の指揮を終生とり続けた男の物語 著者の作風 文章には 変な悪どさ 狡さがない 歴史を追いすぎるでなく無視するでなく 振り回されることなく 物語としての調和も美しく保たれている 読んでいて何より このことに感動を覚える 新刊が出ていないか 書店で捜してしまう作家さんです

  • 乃南 アサ: しゃぼん玉 (新潮文庫 の 9-36)

    乃南 アサ: しゃぼん玉 (新潮文庫 の 9-36)
    このままいったら とんでもない人間(犯罪者)になっていたかもしれない若者 人を殺したかもしれないと ひったくりを続けてきた若者は逃げた 乗せてもらったトラック運転手を脅迫するも眠ってしまい 車から捨てられる そこでケガをした老女と出会いー 人は生きなおすことができるのだと 生きる場所は必ずどこかにあるのだと教えてくれる物語 お勧めです! (★★★★)

  • モーリス=ルブラン: 緑の目の令嬢 (アルセーヌ・ルパン全集 (16))

    モーリス=ルブラン: 緑の目の令嬢 (アルセーヌ・ルパン全集 (16))
    美しい緑の瞳持つ娘にリュパンは魅せられー (★★★★)

  • モーリス=ルブラン: 謎の家

    モーリス=ルブラン: 謎の家
    (★★★★)

  • モーリス=ルブラン: 二つの微笑をもつ女 (アルセーヌ・ルパン全集 (21))

    モーリス=ルブラン: 二つの微笑をもつ女 (アルセーヌ・ルパン全集 (21))
    (★★★★)

  • モーリス=ルブラン: バール・イ・ヴァ荘 (アルセーヌ・ルパン全集 (20))

    モーリス=ルブラン: バール・イ・ヴァ荘 (アルセーヌ・ルパン全集 (20))
    (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: 棺桶島

    モーリス・ルブラン: 棺桶島
    確か私が読んだ頃のタイトルは「三十棺桶島」でした こういう雰囲気もいいなーと楽しんで読んだものです (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: 虎の牙 (創元推理文庫 107-7 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

    モーリス・ルブラン: 虎の牙 (創元推理文庫 107-7 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)
    不屈の男リュパンーなんです (★★★★)

  • モーリス ルブラン: バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)

    モーリス ルブラン: バーネット探偵社―ルパン傑作集〈7〉 (新潮文庫)
    とにかく楽しい一冊です 隠れ家として別名を幾つも持つリュパンの面目躍如 (★★★★)

  • モーリス ルブラン: 八点鐘―ルパン傑作集〈8〉 (新潮文庫)

    モーリス ルブラン: 八点鐘―ルパン傑作集〈8〉 (新潮文庫)
    美女オルタンスの前に現れた男は彼女を冒険に導く フランス語で単語の最初のHを発音しないと知ったのは この本ででした (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: 金三角 (創元推理文庫 107-6 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

    モーリス・ルブラン: 金三角 (創元推理文庫 107-6 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)
    パトリスとコラリー邪悪な人物の為に悲劇に終わりそうな二人をリュパンが救う (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: リユパンの告白

    モーリス・ルブラン: リユパンの告白
    (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: 奇巌城 (創元推理文庫 107-4 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

    モーリス・ルブラン: 奇巌城 (創元推理文庫 107-4 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)
    (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: 水晶の栓 (創元推理文庫 107-3 アルセーヌ リュパン シリーズ)

    モーリス・ルブラン: 水晶の栓 (創元推理文庫 107-3 アルセーヌ リュパン シリーズ)
    (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: カリオストロの復讐 (創元推理文庫 107-15 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

    モーリス・ルブラン: カリオストロの復讐 (創元推理文庫 107-15 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)
    リュパンの前に現れた青年は 幼い頃 カリオストロ伯爵夫人ジョゼフィーヌにさらわれた我が子なのか? 蘇る無鉄砲な日々 「カリオストロ伯爵夫人」と対をなす物語です (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: カリオストロ伯爵夫人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

    モーリス・ルブラン: カリオストロ伯爵夫人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
    若き日のリュパンの冒険の物語 リュパンはいかにしてリュパンになったか 清冽な恋人クラリスがいながら ラウール・ダンドレジー(ド・アンドレジー)は謎の美女ジョゼフィーヌに夢中になる しかし彼女は恐ろしい女性でもあった (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: 水晶の栓 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ル 4-4)

    モーリス・ルブラン: 水晶の栓 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ル 4-4)
    (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: 怪盗紳士ルパン (ハヤカワ文庫 HM)

    モーリス・ルブラン: 怪盗紳士ルパン (ハヤカワ文庫 HM)
    ずっと長いこと寝室の本棚に置いていました 今も倉庫の書棚のいつでも読める場所に置いてあります 読んでわくわくしてください (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: 813 (続)

    モーリス・ルブラン: 813 (続)
    固いこと言わずに読んで欲しい一冊です (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: 813

    モーリス・ルブラン: 813
    堀口大学訳も心地よい一冊 とにかく読んで欲しいです(笑) (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: リュパンの冒険 (創元推理文庫 107-18 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

    モーリス・ルブラン: リュパンの冒険 (創元推理文庫 107-18 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)
    読みやすい短編集 学生時代とても楽しく読みました (★★★★)

  • 太田忠司: カッサンドラの嘲笑 (ジョイ・ノベルス)

    太田忠司: カッサンドラの嘲笑 (ジョイ・ノベルス)
    藤森涼子は女性ばかりの探偵事務所を開く サイトの立ち上げにも協力してくれた美紀 個性的な服装の趣味持つ綾 頼れる李理亜 「カッサンドラの嘲笑」「ウンディーネの復讐」「バンシーの沈黙」何処にでもいる人間の怖さを教えてくれる作品でもあります (★★★★)

  • 牛島 慶子: フレッドウォード氏のアヒル 1 (1) (HMB U 2-1)
    全4巻 (文庫本で) やってきた家政婦はアヒルだった 心の傷を乗り越え 本当に書きたかったものを見つけ 過去とも向き合い 幸福も掴む・・・・暖かな物語です (★★★★)
  • 阿刀田 高: 楽しい古事記 (角川文庫)

    阿刀田 高: 楽しい古事記 (角川文庫)
    古事記を楽しく読む入門書 幾度か読み返したくなる一冊でもあります

  • 綾辻 行人: 贈る物語 Mystery (光文社文庫)

    綾辻 行人: 贈る物語 Mystery (光文社文庫)
    ミステリ好きな方に読んで欲しい本です (★★★)

  • モーリス・ルブラン: ジェリコ公爵 (創元推理文庫 107-17 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

    モーリス・ルブラン: ジェリコ公爵 (創元推理文庫 107-17 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)
    記憶を失った男 彼は悪魔なのか「俺は人を殺したか」 美しく気高いヒロインの冒険 幾度も繰り返し読んだ大好きな作品です (★★★★)

  • モーリス・ルブラン: 特捜班ヴィクトール (創元推理文庫 107-13 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)

    モーリス・ルブラン: 特捜班ヴィクトール (創元推理文庫 107-13 アルセーヌ・リュパン・シリーズ)
    リュパンの稚気が楽しい一冊です ガニマール負けるな♪って思ったりして

  • 越水 利江子: 忍剣花百姫伝 4 (4) (Dreamスマッシュ! 22)
    時空を超えて 過去へいく花百姫の冒険 強く美しく成長中です (★★★★★)
  • 鷺沢 萠: 待っていてくれる人

    鷺沢 萠: 待っていてくれる人
    「ヨンマッサル」忙しく旅して回る人 そうかつて占い師に言われたそのままの運命かのように 旅をし笑い泣き生きた女性の 書く文は温かく優しく面白い!のでした (★★★★)

  • 越水利江子: 竜神七子の冒険

    越水利江子: 竜神七子の冒険
    いい加減なお父ちゃんの為に苦労するお母ちゃん でも七子の周囲の人はそれぞれ事情がありながら優しい 七子も強く生きていく (★★★★★)

  • 京極 夏彦: 邪魅の雫

    京極 夏彦: 邪魅の雫
    探偵礼二郎の縁談が相手から会わないうちに辞退され破談に 一体何故なのか? 一見関連づけしにくい毒殺事件 謎は京極堂の憑き物落としでまとまり整理され 解明される 京極堂 礼二郎 関口の 友情が しつこくなくて 良い感じです (★★★★)

  • こみね ゆら 竹内もと代: 菜緒のふしぎ物語
    ひいおばあちゃんの「さよばあちゃん」は 不思議なことを色々知っている 菜緒は 幾つもの不思議と出会う それは とても素敵なことなのだ (★★★★)
  • 陸原 一樹: 忍剣花百姫伝〈3〉時をかける魔鏡

    陸原 一樹: 忍剣花百姫伝〈3〉時をかける魔鏡
    今回は捨て丸こと花百姫と美女丸の絡みが多くなっております 次巻では美女丸の秘密が多少解き明かされるかも?! (★★★★)

  • 宮城谷 昌光: 沙中の回廊〈上〉

    宮城谷 昌光: 沙中の回廊〈上〉
    上下巻にて完結 天才軍師士会の戦乱の世にあって長寿を全うする見事な生き様 素晴らしい作品です ゼヒ読んで下さい (★★★★★)

  • ジル チャーチル: 闇を見つめて

    ジル チャーチル: 闇を見つめて
    ロバートとリリーの兄妹は何故か事件に巻き込まれ・・・ 最後のページが近くなると読み終えたくなくなります 新作はいつ訳してもらえるのかしらんと オススメ~なシリーズなのでした (★★★★)

  • 大沢 在昌: らんぼう

    大沢 在昌: らんぼう
    大男の大浦こと「ウラ」と 赤池こと「イケ」の二人の刑事が 暴れまわりつつ 悪をやっつける でも優しさもちらほら あったかくてノリのいいお話です (★★★★)

  • エリザベス・フェラーズ: ひよこはなぜ道を渡る

    エリザベス・フェラーズ: ひよこはなぜ道を渡る
    最後のセリフまで楽しい一冊 1940年代に書かれた作品だけに その当時の雰囲気もよいです 優雅にドタバタを・笑 (★★★★)

  • 鷺沢 萠: ありがとう。

    鷺沢 萠: ありがとう。
    著者は祖母が韓国人であったそうだ それによる健全な葛藤 死んだ父への想い 自分というもの 生きることへの思考 丁度私より10歳年下であった彼女 生きていたのにねーって想う (★★★)

  • 越水 利江子: 忍剣花百姫伝 (2)

    越水 利江子: 忍剣花百姫伝 (2)
    本当は☆5つにしてもいいのだけど(笑) まだまだ続きそうなこの物語 次の巻は もっと面白いかもしれないから 花百姫は まだまだ冒険の端緒についたばかりのような気もします 物語に関する色々な一口メモや解説も 楽しい イラストも良いです こわ・・・ わ! 色々な感情を味わってください (★★★★)

  • 河 あきら: わすれな草

    河 あきら: わすれな草
    なつかしい作品です (★★★)

  • マーク・マクシェイン: 雨の午後の降霊会

    マーク・マクシェイン: 雨の午後の降霊会
    霊媒マイラ世間の注目浴びる為に 夫と二人で富豪の娘を誘拐し 身代金奪取にも成功するが予期せぬ事が起きて 降霊会にて 霊媒としての力ゆえに 報いを受けるのだ (★★★)

  • 浅田 次郎: 待つ女―浅田次郎読本

    浅田 次郎: 待つ女―浅田次郎読本
    書き下ろしの表題作と 浅田次郎自らが語る著書 対談 両親への想い 浅田ファンなら読んで損なし! (★★★★)

  • 越水 利江子: 忍剣花百姫伝 (1)

    越水 利江子: 忍剣花百姫伝 (1)
    いかなる理由からか城を狙い一夜にして滅ぼすモノがいる それによって八剣城は城主も死に その娘 花百姫も行方不明に それから月日は流れ 再び不穏な動きのある戦乱の世 花百姫の命あるを信じ 捜す者達がいた 花百姫の持つ剣を狙う者達も 花百姫とその剣にはどんな秘密があるのだろうか 人を守るには強くなければならない 心も 花百姫の戦いは 始まったばかりです (★★★★)

  • 竹内 もと代: 青空の七人

    竹内 もと代: 青空の七人
    キックベースボールの「青空」チームの六年生7人 彼女達にとってブロック大会の優勝は悲願であった メンバーの真紀の姉冴子の時優勝してから ずっと優勝を逃していた 強敵「銀河」ここに勝たなくては優勝できない ぼけ老人となりつつある祖母を抱える五月 転居しなくてはいけなくなった蘭 ケガの後遺症が不安な真紀 子供達が自由に遊べる原っぱが もっとあればいいなーなどと思いつつ (★★★)

  • クレイグ・ライス: 暴徒裁判 (クラシック・セレクション)

    クレイグ・ライス: 暴徒裁判 (クラシック・セレクション)
    田舎町での32年ぶりの殺人事件 たまたま居合わせたジェークは拘留されてしまい ヘレンは親友でもある弁護士に 助けを求める電報を打つ 更に続いて殺人が 孤独なマローンの心の慰めとなるのは・・・ユニークな犬 マローンは事件を見事解決し 行方不明となったジェークを見つけることができるだろうか? (★★★★)

  • カーター・ディクスン: 修道院殺人事件
    雪の日に女優の死体が発見されるが その建物の周囲には 足跡が一本のみ 艶聞のたえない女優を殺したのは誰だろうか 自殺未遂 殺人未遂  HMことヘンリー・メリヴェール卿が アメリカからきた甥のベネットの為に 出張って事件を解決する (★★★)
  • 竹下 文子: おてつだいねこのクリスマス

    竹下 文子: おてつだいねこのクリスマス
    おてつだいねこが ケーキ屋のゆり子さんに見込まれて クリスマスの日に お店の手伝いをすることに いっしょうけんめいゆえの失敗も やがては その一所懸命さと可愛さで挽回し☆ サンタさんおてつだいねこは困ります 煙突がないと サンタさんはおうちに入れません どうしましょう? そんなこんなで 戦いすんで日が暮れて おてつだいねこは眠ります その枕元には とっても素敵なあったかいプレゼントが シリーズのうちの一冊です あったかい気持ちになれる本なのです (★★★★)

  • 芦原 すなお: 嫁洗い池

    芦原 すなお: 嫁洗い池
    「ミミズクとオリーブ」から読むと更に人間関係が把握できて面白いと思います。 書かれた料理を作りたくなるー食べたくなるーグルメなミステリ その料理は何処か懐かしいものなのですがー 料理と謎を楽しんで下さい。 (★★★)

  • 芦原 すなお: ミミズクとオリーブ

    芦原 すなお: ミミズクとオリーブ
    ギリシァ神話の戦いと知恵の女神アテネはフクロウを連れている・・・という 自称売れない作家の妻は 彼の恩師の娘で 和裁までこなし家事は障子貼りもお手の物 白い割烹着を着物の上に着て さながら昭和30年代の趣がある 庭へ来るミミズクに煮干や大根の餌を手から食べさせる 作る料理は絶品 更に推理もできるのだ どうしてこんな賢女が こういう旦那を選んだのか それが一番のミステリーである 続編は「嫁洗い池」 (★★★)

  • 鷺沢 萠: 酒とサイコロの日々

    鷺沢 萠: 酒とサイコロの日々
    麻雀・競馬・チンチロリンを知らなくても楽しめるギャンブル?エッセイ集 ここでやめちゃ~~~ァ女がすたるのよ! そうしてお金が出て行くの ああTT; (★★★)

  • 鷺沢 萠: 祈れ、最後まで・サギサワ麻雀

    鷺沢 萠: 祈れ、最後まで・サギサワ麻雀
    「酒とサイコロの日々」と合わせて読むと楽しい 麻雀をめぐる人間関係も笑えるエッセイ集 「サギサワ麻雀」 「祈れ、最後まで」は著者の絶筆となった 自分の生きる目標を見失った青年が 父と深い関わりのあった男と そうと知らずに出会い 熱い心を取り戻していく 淡々とした文章は しかし静かな感動を呼び起こす 読後の爽快感は浅田次郎氏の作品とも共通するものがあります (★★★★)

  • 西 尚美: 笑ってごらん

    西 尚美: 笑ってごらん
    ちょっと胸が痛くなる恋愛話が入ってます 浮気者の恋人が出て行き その時縋った相手と再会したけれど? 運がいいだけで女優になり結婚するつもりだったのに・・・相手は他の女性と結婚する!太ってしまったヒロインは・・・ もう一度テレビに出るのよ!そう思って頑張ってきたタレントに訪れたチャンスは・・・・・ 後輩で恋人に追い抜かれ 笑えなくなったヒロインに 心からの笑顔を取り戻させてくれたのは? (★★★★)

  • ジェイニー・ボライソー: 容疑者たちの事情

    ジェイニー・ボライソー: 容疑者たちの事情
    4年前に未亡人になったローズが巻き込まれた殺人事件 ガブリエル夫人を殺したのは誰? (★★★)

  • 桑原 真二: 山古志村のマリと三匹の子犬

    桑原 真二: 山古志村のマリと三匹の子犬
    ひたすら感動の一冊 幾度も読み返しました 何度見ても泣きそうになってしまうところがあります (★★★★★)

  • 弥生美術館: 女学生手帖―大正・昭和乙女らいふ

    弥生美術館: 女学生手帖―大正・昭和乙女らいふ
    少女小説・明治大正の女学生の流行言葉 その頃の文具品 身の回り品の広告 中原淳也など人気を競った画家の絵も 当時の風俗をしのばせて楽しいです (★★★)

  • 越水 利江子: 奇怪変身おめん屋

    越水 利江子: 奇怪変身おめん屋
    たっぺいと風太は またもや百怪寺の夜店へ そうして おめんが客を選ぶ おめん屋さんでおめんに選ばれてしまいました 二人は海になりかけた町を救えるのでしょうか? 冒険の始まりはじまり~♪ (★★★★)

  • 越水 利江子: 魔怪さかさま屋

    越水 利江子: 魔怪さかさま屋
    のぞきからくりの穴に吸い込まれちゃった たっぺいは? (★★★★)

  • 越水 利江子: 妖怪ラムネ屋

    越水 利江子: 妖怪ラムネ屋
    百怪寺の夜店には 魂をとるラムネ屋さんがあるという・・・ 魂を取られちゃったら どうなるんでしょ?! 大変だァ~ (★★★★)

  • 紫堂 恭子: 王国の鍵(6)

    紫堂 恭子: 王国の鍵(6)
    父が兄が亡くなり 読書好きの静かな少年だった王子は 冒険の旅に 兄の親友バドと共に数々の困難を乗り越えてきたが・・・遂にバドまでが 王子の傍にいられなくなる 戦いしかないのかー決断を迫られる そうしてアーシャ王子は 旅の間に身をつけていた雄雄しさと 元から備わっていた平和を愛する心 賢明さ 思慮深さをもって 戦いに終止符を打つのだ ジンとくる珠玉のファンタジー (★★★★)

  • 群 ようこ: 贅沢貧乏のマリア

    群 ようこ: 贅沢貧乏のマリア
    (角川文庫) 明治の文豪 森鴎外の娘 森茉莉について 著者が自分の身の上と比較しつつ 晩年の孤独な死までを綴る あらためて{一人暮らし}を考えさせられるかもしれない

  • 若竹 七海: 製造迷夢

    若竹 七海: 製造迷夢
    その人や持ち物に触れただけで 残留思念から考えや物事を読み取る不思議な力を持つ女性 彼女に振り回される骨のある刑事・一条 彼らが出会う不思議な事件5つつが収められています ヒロインが作者とリンクして見えるのは 私の気のせいでしょうか (★★★★)

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2012-07-09

「カイジ2ー人生逆転ゲームー」 (2011年 日本映画)

ーおかえり クズの皆様 ー
ーダマして奪え 俺たちの未来を取り戻せー

あの鉄骨渡りに成功した男がいる
一条聖也(伊勢谷友介)
会長から期待されている
一条 とても晴れがましい表情

会長「もう一人おったのう 渡り切った男が
面白い男だったよのう」
と いっそ懐かしそうな声

一条 勝手にカイジにライバル意識を燃やしている

カイジとは何者か?
カイジー伊藤開司(藤原竜也)
借金塗れから鉄骨渡りに成功し 過酷なゲームにも勝利し 高額賞金を得るも 女性(天海祐希)に薬盛られ お金盗まれちゃいました

地下の地獄のタコ部屋仲間で 建物と建物に渡した高所鉄骨渡りから落ちた石田光司(光石研)を石田のオッサンと慕っていた

そうしてまた地下に落ちているカイジ

地下では チンチロリンなる賭け事が行われており 負けたカイジ
勝負の親の大槻太郎(松尾スズキ)に 最後の有り金)でひと勝負と口説いています
カイジの言った条件を大槻が呑むと

他の地下仲間もカイジに乗り賭けます

たじろぐ大槻

一人が賽を いかさま賽だと騒ぎます

三好智広(白石隼也)は半年間 出た目を記録していたのです
それを知りカイジと地下仲間は仕組んだのでした

地下仲間は勝った金をカイジに託します

その金を元手に俺たちを自由にしてくれ

地下仲間たちはカイジを信じ夢と希望を託しました

地上に戻されたカイジの手首には約束期限の半月の残り時間を示す時計が巻かれています

一旦 地下から解放される前 カイジは利根川に代わり地位についた男 黒崎義裕(嶋田久作)に会っていました

黒崎「典型的な野良犬顔だな」

カイジ「仲間と俺を解放する」

黒崎「どんな夢物語だ それは」

カイジ「勝ってやるよ 必ず」

その為には手にある109万円を半月で2億にしなくてはなりません

その方法を模索するカイジは 因縁ある利根川と再会します

利根川「ーその方法ー億に勝ったら教えてやってもいい」

カイジ「将棋は余り得意じゃない」

しかし利根川にノセられ 勝負を始めます

1勇気 2度胸 3覚悟

勝負で大切なものと言って 利根川繰り返します

カイジの持つ番号が呼ばれ 行って戻ると もう利根川がいません

電話かけてきて利根川「途中で席を立ったら負けって言ったろ」

代わりに利根川からのプレゼントが置いてありました

カジノへのスペシャル招待状

場所にあるのは 一見ただのビル

看板も出ていません

エレベーターから中へ入ると
関西弁の男坂崎孝太郎(生瀬勝久)に声かけられます

「兄ちゃん あんた ここ初めてやろ

兄ちゃん 胡散臭い思たやろ 俺 親切なんや」

彼は勝てば1000倍のモンスター・パチンコ台についても教えてくれます

人喰い沼と呼ばれる巨大なパチンコ台タワー

今も挑戦者が有り金はたいて負け 限度額まで借金し 地下行きとなり捕らえられました

ゲームーの様子を眺めていたカイジは言います
「普通に打っても あの台は出ない 」
その言葉を聞き 坂崎はカイジを連れて帰ります

坂崎はアジトとする廃工場のような場所でパチンコ台沼の模型を作り攻略方法を研究していました

結構良い仕事に就いていたのに 不況で失職
愛想を尽かし妻子は出て行ってしまいました

妻子を取り戻す為に 沼から出11億の金が欲しい

カイジ2000万円で協力すると約束します

もう一人の仲間が訪ねてきました

石田のオッサンの娘・裕美(吉高由里子)
「帝を裏切ることが どういうことか 分かっているのか」

淡々と裕美は言います 「私の父は殺されました 帝が主催したゲームで
働きながら復讐するチャンスを狙ってました」

だが 裕美の裏切りで坂崎の挑戦は失敗する

一条「あるゲームに参加していただきます
チャンスを差し上げます」

一条はカイジに「会いたかったですよ」

一条に嘘吹き込まれ 裕美 カイジを誤解している

一条はカイジと石田の経緯を知らない

だから鉄骨渡りの時の自分の経験則から判断している

恐らく彼は 自分が助かる為に 人を突き落とし生き残ってきたのだろう

沼を支配する一条「沼は100パーセント出ない」

カイジは方法はある 沼にスキはあると自信ありげ

沼がある建物近くの店でカイジは店の人間(宇梶剛)と客の会話から ビルの手抜き工事からヒントを得ます

さて一条はカイジをメインアトラクションある地階へ連れて行きます

姫と奴隷ゲーム
沼に挑戦し敗れた男・鐘森(山本浩司)が奴隷として現れます
一つの檻の中には彼の恋人(菜葉菜)
別の2つの檻には空腹なライオンが入っています
姫は奴隷に番号を伝えることができます
鐘森は恋人に 愛してると言い 相手の教えた番号を押しましたがー
開いたのはライオンの檻

まさか 鐘森はライオンに食べられます

上の階からその残酷なショーを眺め喜ぶ富豪階級の客達

鐘森の恋人は 愛よりも300万円を選んだのでした

ー何も変わっちゃいねぇー感想漏らすカイジ

次のゲームの挑戦者はカイジなのでした
一条の企みです

姫は石田裕美
カイジを父親の仇と思う裕美が カイジに助かる番号を教えるでしょうか

地下のタコ部屋でカイジに恨み持つ船井(山本太郎)は カイジに今は応援しとると ある番号を言います

坂崎は裕美が本当の番号言うはずないと騒ぎます

利根川(香川照之)は あの言葉
1勇気 2度胸 3覚悟
覚悟を決めてさっさと押せ

カイジが選んだのは 3番でした

裕美ちゃん 本当のこと言ってたんやと喜ぶ坂崎

裕美は言えと言われた番号を言っただけ

一条は裕美の言葉をカイジが信じないだろうと 敢えて本当の番号を言わせたのでした

黒崎は一条に「負ければ破滅的な処分」と忠告しますが

アジトで坂崎とカイジ 祝杯をあげます

そこへきたのは利根川「合格だ お前を俺の相棒にしてやる」
利根川は借金がまだ2000万円残っています
彼は沼に勝つ為の情報も持ち 二年かけてある準備をしてきたのだと

更に一条から逃げてきたという裕美
買い物・掃除と甲斐甲斐しく動きますが 何かアヤシイ

カイジが浜崎に頼んだのは

裕美の仕掛けた盗聴器で 一条に筒抜けになっていました

それはフェイクな作戦で 浜崎も真実を知らされておりません

利根川「この女は蛇 一貫してぶれることなく蛇」

裕美「私はいつも強い方に ベットする

私は他人を踏みつけにしても前に進む
私は あのバカな父親と同じ道は進みたくない

みじめに死んでいくしかなかった哀れな父親

私を作ったのは カイジ お前」

さて一条は 調べて球が小さくされていないこと 細工されていないことを知ります

では カイジは何を計画しているのでしょう

カイジ「俺たちは球のすり替えなんてしていない」

利根川「情報にはガセは付き物だ」

カイジ「石田のオッサンは賞金 君に渡してくれって
君を助けるのは俺じゃない
君の父親

石田のオッサンは最後まで優しい 正直な そういう人だった

俺は石田のオッサンに会えたことを誇りに思う」

利根川「バカだ 正真正銘の」

釘を狭めているはずなのに球は入る

釘の森すり抜け 三台の受け皿へ落ちていく
この床は傾けてあるのに

利根川は二年かけて支配人室の天井に穴をあけ パチンコ台の釘調整の道具をワンサイズ大きなものゆにすり替えていた

カイジ独白ーそうとも知らず釘の間隔を開けていた大馬鹿はー

一条 原因を考えながら「オレ?!」

カイジは球に対する反応から 建物の秘密に気づいていた

しかしあと少しで球が足りなくなる

利根川がカードで一千万用意し これで大丈夫かと思えたが 一条がひどくいじましいことをした為に またもや球がたりなくなる

あと少しなのに

カイジと一条見比べ ゲームの展開眺めていた裕美はカード借金で作った金をカイジに提供する

とうとうカイジ 沼に勝つ

一条 「仲間 何それ 」
一条は助けてくれた仲間を 鉄骨渡りで突き落とし殺した

カイジ「可哀想だな お前 助けてくれた仲間 ここにいる応援してくれたみんな俺には金以上に価値がある」

負けた一条とその配下 地下の地獄のタコ部屋へ連行される

カイジ「(一条へ)戻ってこい お前なら また這い上がれる あの地下から戻ってこい
次こそ倒してみろよ 俺を」

一条「当たり前だ 言われなくても そうしてやる
次こそ 必ず叩き潰してやる
待ってろ」

アジトで金の分配をするカイジ達
まず坂崎が「ほな お名残惜しいけど これでおさらばや」

次に裕美が「じゃ 私もこれで」

カイジ「君が救ってくれた俺たちを 有り難う」

裕美「勘違いしないで 私はいつも勝つと思った方にベットする
ただ それだけ」

外を歩く裕美は 前作でカイジが届けた紙を持ちーお父さんの気持ち やっと届いたよー「有り難う カイジ」

アジトでカイジは利根川に「それじゃ俺も行くから」

「お前には そんな大金 似つかわしくない もう一勝負だ」と利根川

ボロ車で移動
前作にも出てきた奴隷ゲームを始めます

利根川の出したカードに悩むカイジ

車のトランクから煙りが上がり炎まで

わわわと車から飛び出すと
ドッカ〜ン!

二人は悄然とラーメン屋にいました

自由になった仲間の祝勝会もできないと肩落とすカイジ

前にゲームで巻き上げた金だと利根川
五万出してやります

礼を言うカイジ

地下から自由になった仲間たちと楽しそうな様子のカイジ

高級車の運転席から眺める利根川

ボロ車を爆発させる前に 利根川は金をすり替えていました
つまりカイジの取り分も 巻き上げたわけです

利根川「いいよな お前には仲間がいる 」
カイジに向かって運転席から あっかんべえをします

街を歩いていくカイジ

しかし前回は天海祐希さん 今回は香川照之さん

カイジ 毎回詰めが甘いというか

二度あることは三度ある
カイジまた地下タコ部屋に落ちそうで心配です

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