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草彅 剛(くさなぎ つよし、1974年7月9日 - )は、日本の歌手・俳優・タレントであり、男性アイドルグループSMAPのメンバーである。愛称は、つよぽんなど。なお、名字である「『なぎ』の漢字」は日本の国字および特殊文字[1]である。
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来歴 [編集]
1987年、中学1年生のときジャニーズ事務所に入所。同年秋、当事務所の男性アイドルグループスケートボーイズの結成とともにメンバーに選ばれる。その後、萩本欽一プロデュースの男性アイドルグループ茶々隊のメンバーオーディションを、のちのSMAPのメンバー6人全員が受け、草彅と木村拓哉は合格。その合格者はテレビ番組『欽きらリン530!!』が1988年4月4日に放送開始されるに合わせて茶々隊で番組デビューするため、萩本のもとで厳しいレッスンが途中で脱落した木村[2]を除いて数か月間にわたり施された。草彅は茶々隊の最年少メンバーとして番組デビューを果たす。
1988年4月、スケートボーイズの中から当事務所の男性アイドルグループSMAPの結成とともにメンバーに選ばれる。その後、茶々隊の中から萩本欽一プロデュースの男性アイドルグループCHA-CHAの結成とともにメンバーに選ばれるも、CHA-CHAが同年9月にCDデビューする直前に、CHA-CHAから脱退した[3]。草彅は「萩本さんが『つよちゃんは、ほかにね、違う道があるんじゃないか』と言ってくれて、『あなた戻りなさい』」とSMAPに戻されたことを明かしている[4]。
1993年、堀越高等学校芸能活動コースを自宅から片道2時間かけて通学し、3年間「無遅刻・無欠席」の皆勤賞にて卒業。その際、堀越の全コースの卒業生が対象で、学業優秀・品行方正だった10人に贈呈される「堀越賞」を受賞した。芸能活動コースの卒業生が「堀越賞」を受賞したのは草彅が初めて[5]。
1997年4月 - 6月、主演連続ドラマ『いいひと。』が全放送回の平均視聴率20%超え、初回の視聴率24.6%を記録。これにより、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」を受賞した。同年8月度のビデオリサーチによるタレントイメージ調査結果では、ジャニーズ事務所に所属するタレントのなかで人気度1位を獲得。
1998年10月、ユースケ・サンタマリアとともに司会を務める深夜バラエティ番組『『ぷっ』すま』が放送開始。同年、「DVD&ビデオで~た大賞 ベストタレント賞」「MEN'S CLUB ベストドレッサー賞」を受賞した。
1999年から、男性ベストジーニストに5年連続で選ばれ、殿堂入りを果たす。
2001年4月、草彅の冠番組で、韓国での自身の活動や自身と韓国人との対談などが放送される深夜バラエティ番組『チョナン・カン』がスタートし、韓国進出をする(詳細は#韓国関連についてを参照)。
2003年、主演映画『黄泉がえり』がロングランとなった。同時期に放送された主演連続ドラマ『僕の生きる道』の演技により、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」「ATP賞 個人賞」「『TV LIFE』年間ドラマ大賞2003 主演男優賞」を受賞した。当ドラマは僕シリーズ3部作の第1作目となり、僕シリーズは3作ともに最高視聴率が20%を超えた。
2004年1月 - 3月、主演連続ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』が全放送回の平均視聴率20.8%、最終回の視聴率27.1%を記録。同年3月に公開の主演映画『ホテルビーナス』が「モスクワ国際映画祭 コンペティション・パースペクティブ部門 最優秀賞」を受賞(その公式上映会での詳細は#趣味・特技・エピソードを参照)。『ホテルビーナス』は全編韓国語の邦画で、草彅が2001年から多忙な中で熱心に勉強してきた韓国語が活かされている。同年10月、草彅は日本産業界で活躍が際立った独創的な人物に贈られる「日本イノベーター大賞 ジャパンクール賞」を受賞した。同年11月に放送されたフジテレビ開局45周年記念の主演ドラマ『海峡を渡るバイオリン』が日本の「文化庁芸術祭 優秀賞」および韓国放送協会主催「ソウル・ドラマアワーズ2006 短編ドラマ部門 最優秀作品賞」を受賞。ソウルでの授賞式に出席した草彅は壇上にて韓国語で挨拶をした。また、『海峡を渡るバイオリン』『僕と彼女と彼女の生きる道』の演技により、「日本放送映画藝術大賞 放送部門 最優秀主演男優賞」「橋田寿賀子賞 橋田賞」を受賞した。
2005年8月27日 - 8月28日、日本テレビ系列のチャリティー番組『24時間テレビ』で香取慎吾とともにメインパーソナリティを務めた。同年の当番組は『24時間テレビ』の歴代視聴率1位を記録。なお、草彅は同年の当番組内スペシャルドラマ『小さな運転士 最後の夢』にも特別出演し、「『24時間テレビ』内スペシャルドラマ」の歴代視聴率1位を記録。同年12月、フジテレビ系列で毎年放送されている音楽番組『FNS歌謡祭』で草彅が司会を務めて以降、毎年司会を担当している[6]。
2006年夏、主演映画『日本沈没』が公開され興行収入50億円を突破(興行収入53.4億円)。さらに、アジアや欧州など16か国で上映されることになり、韓国においては、邦画の実写として最大規模のスクリーン数である246館で上映された。同年の主演連続ドラマ『僕の歩く道』の演技により、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」「『TV LIFE』年間ドラマ大賞2006 主演男優賞」「ドラマ・オブ・ザ・イヤー2006 最優秀主演男優賞」を受賞。また、同年の主演舞台『父帰る/屋上の狂人』の演技により、「読売演劇大賞 杉村春子賞」および「読売演劇大賞 優秀男優賞」を受賞した。
2009年4月、不祥事で約1か月間の芸能活動を自粛したのち仕事復帰(詳しくは#不祥事を参照)。同年7月、洗濯洗剤のCM好感度1位を獲得。同年7月 - 9月に放送された主演連続ドラマ『任侠ヘルパー』の演技により、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」「『TV LIFE』年間ドラマ大賞 2009主演男優賞」を受賞し、本作は「『TV LIFE』年間ドラマ大賞2009作品賞」「日本放送映画藝術大賞 放送部門 話題作品賞」「国際ドラマフェスティバルinTokyo2010 連続ドラマ部門 優秀賞」[7]を受賞した。同年9月に公開された主演映画『BALLAD 名もなき恋のうた』の演技により、ブルーリボン賞 主演男優賞にノミネートされた。
2010年11月、TBS開局60周年記念のドラマ 『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』に主演。この演技により、「日本放送映画藝術大賞 放送部門 最優秀主演男優賞」を受賞し、本作は「橋田寿賀子賞 大賞」「東京ドラマアウォード2011 単発ドラマ部門 グランプリ」を受賞した。また、本作は翌年の初頭、当ドラマの舞台となったシアトルとロサンゼルスで、3日間にわたり本作の上映会が行われ、高い評価を得た[8]。なお、橋田壽賀子が4年がかりで企画・執筆した本作の主人公は当初から草彅をイメージして描いており、橋田が特定の役者を想定して“あて書き”したケースは他の作品を含め草彅以外にない。また、橋田は本作で伝えたいことは、私の遺言でもあり、最後に書いておきたかったと述べている[要出典]。
2011年1月20日、草彅が日本の皇后美智子とともに、都内の劇場で行われた特別上映会にて当時公開中の主演映画『僕と妻の1778の物語』を、皇后の隣席で鑑賞した。また、映画鑑賞の前後において皇后と懇談し、最後は皇后と握手を交わした。この映画鑑賞は劇場に一般の客も交じえていたが、皇后が公開後の映画をこのような形で鑑賞するのは異例なこと[9]である。当映画は人気ドラマ僕シリーズ3部作の僕シリーズで、同シリーズ初の映画化作品。初登場1位を記録[10]。
2012年7月22日、FNS27時間テレビにて草彅が時間内に100キロマラソンを走破した[11]。
人物 [編集]
小学生のとき器械体操部に所属し部長を歴任、高校生以降の国体出場からオリンピック出場を目標にしていた[要出典](アクロバットのスキルについては#趣味・特技・エピソードを参照)。
俳優として [編集]
1999年、つかこうへいの作・演出の草彅主演舞台『蒲田行進曲』の演技により、つかから「彼には教えることが何もない、天才であり天使である、白い悪魔、彼は魔物を持っている」などと評された。また、草彅が長台詞をやり直し、それを見ていたつかに、「彼は天才だと思っていたが、大きく違っていた。大天才ですよ」とも言わしめた[要出典]。
主演映画『黄泉がえり』(2003年公開)の監督・脚本を務めた塩田明彦が草彅について、「考え過ぎなくらい考えているが、無駄な小芝居をせずに画面を持たせる存在感が好きだ」と述べている。塩田によると、当映画では撮影毎に台本を書き替えることがほとんどで、草彅は台詞を全部完璧に覚えてきていて、台詞を覚え直すことばかりになっても、嫌な顔をせず文句ひとつ言わなかった。さらに、草彅は台詞が変わるであろうことが分かっていても、撮影終了まで、変わるであろう台詞を全部完璧に覚えてくるスタイルを崩さなかった。変更台本は始めは3日前に送っていたりしたのが、撮影が進むにつれ前日になり当日朝にとなっていったが、草彅が多忙なスケジュールの中でその姿勢を貫き通すことに、塩田はプロフェッショナルを感じた。塩田は俳優:草彅剛に非常に満足しているとも語っている[要出典]。また、『黄泉がえり』の撮影中、カットが掛かって監督からOKが出ていても、自身が納得いかないと撮り直しを物腰柔らかく要求する草彅の姿[独自研究?]が、当時、草彅に密着したテレビ番組『情熱大陸』2003年1月12日放送より確認できる。
主演連続ドラマ『僕の生きる道』(2003年公開)の役作りでは9kgの減量をした。しかし、当初はファンを心配させないように「役作り前から5kg絞った」と少なめに公表していた[要出典]。その後、しばらくは食欲も体重もなかなか戻らなかったが、主演映画『ホテルビーナス』の役作りで肉体改造するための筋トレなどを開始。この映画ではトラウマを抱えた繊細な青年の役なので、そのコンプレックスの裏返しとして筋肉をつけ、体躯を強靭にするのが目的であった[要出典]。映画のクランクイン時には、筋肉を身につけ体重を62kgにまで増やし、その身体を雑誌『Tarzan』で披露した[12]。[13]。なお、この際の体重の増減幅は15kgである[12]。
2003年10月に主演映画『ホテルビーナス』がクランクアップし、2004年3月に当映画が公開される頃においても、草彅は当映画のクランクイン時同様の体型をずっと維持していた。当時、草彅に密着していた雑誌『Tarzan』の編集者は、草彅の撮影(主演連続ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』)の日々と、超多忙な中でカラダ作りにまったく妥協せずに筋トレを欠かさない草彅の姿を目の当たりにして、「草なぎ剛さんに脱帽しました」と題し、「草なぎさんのプロ意識の高さに感動すら覚えました。『ターザン』編集部13年目にしても、なかなか出会えない出来事でした」と綴っている[14]。
草彅はこの減量から筋肉のバルクアップをさせた経験について、「今後いろんな役を演じるうえで貴重だと思います」と述べている[12]。その後、主演映画『山のあなた』(2007年撮影)・主演連続ドラマ『任侠ヘルパー』(2009年撮影)では筋肉のバルクアップをし、TBS開局60周年記念の主演ドラマ 『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』(2010年撮影)では痩せ細るなど、役作りによる体重の増減を繰り返している[要出典]。
映画『按摩と女』(1938年公開)のリメイク作品である主演映画『山のあなた~徳市の恋~』(2008年公開)では、盲目の按摩役を演じた。草彅は本物の按摩の技術をマスターするべくマッサージの練習に励んだ。監督の石井克人は草彅のマッサージの腕前を、オリジナル作品より正確で、私もマッサージをしてもらったが本当に気持ち良かったと語っている[要出典]。翌年に撮影された主演映画『BALLAD 名もなき恋のうた』(2009年公開)では、極寒の中で、10kg以上の甲冑を朝からずっと装着したまま、裸足に草履という武将の恰好で撮影を行っていた。
2009年夏に放送された主演連続ドラマ『任侠ヘルパー』は、その前年に当ドラマのスタッフが草彅主演舞台『瞼の母』を観劇し、草彅に感銘を受けたことにより、同舞台で草彅が演じた役の職業を反映させるべく作られた[要出典]。『任侠ヘルパー』で任侠心を貫く彦一役を演じた草彅は、当ドラマで演出を手掛けた西谷弘に「改めて凄い役者だ」[15]などと評されている。また、タカハタ秀太には「素晴らしい俳優だということは承知しているが、しびれました、狂気の域に達している超一流はなかなかいない」などと評された[要出典]。
韓国関連について [編集]
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2001年4月に、韓国での自身の活動や自身と韓国人との対談などが放映される深夜バラエティ番組『チョナン・カン』がフジテレビ系列で開始、韓国に進出する。当時、韓国では日本文化が厳しく制限されており、草彅やSMAPが無名の状況下で、また、日本において、のちの韓流ブームが起こる前でのことであった。チョナン・カンは、韓国関連での草彅の芸名で、上記番組は本人の冠番組。同番組は2004年4月に番組名を『チョナン・カン2』に変更し、2010年3月まで放映された。草彅は同番組開始以降、日韓の交流に大きく貢献してきている[16]。
芸名「チョナン・カン」の由来、使い分け定義など
芸名「チョナン・カン」の由来は、番組『チョナン・カン』の放送開始前、草彅の韓国進出を計画する際に、同番組コーディネーターが草彅の氏名「草彅 剛」の漢字を韓国語の音読みとして、即座に「チョナン・カン」と読んだのがきっかけで、そのまま、芸名・同番組名として採用に至った。ただし、「彅」に「ナン」および「ナンの発音に近いもの」は韓国語の音読みに存在せず、「剛」は「カン」よりも「ガン」の発音のほうが韓国語の音読みに近い。
現在の韓国文化では、他国の人名をその原音に近い発音でハングル転写して読み、日本人や中国人などの漢字で表記できる人名においても同様で、その人名の漢字を韓国語の音読みにして読むことをしない。よって、「チョナン・カン」という名義は上記のきっかけより創り出した、文字通りの芸名といえる。
ゆえに、韓国でも「『チョナン・カン』という芸名を持った『草彅剛(くさなぎ つよし)』(韓国の表記・発音で)」として知られている。また、韓国において、SMAPの草彅剛というよりも、チョナン・カンがいるSMAPというほどの認知度がある[17]。
芸名「チョナン・カン」の明確な使い分け定義はなく、韓国の実話小説和訳短編集『月の街 山の街』を草彅剛名義で出したことなどもある。
「チョナン・カン」の各種表記
片仮名:チョナン・カン/ハングル:초난강/ラテン文字転写:Chonan Gang
番組『チョナン・カン』が始まり、韓国進出に至った理由
草彅が韓国映画『接続 ザ・コンタクト』をテレビで鑑賞した際に、主演の韓国俳優ハン・ソッキュや韓国語の響きに惹かれ、このとき韓国語を初めて意識して聴いて、台詞をよく聴き取ったりするなどし、韓国に興味を持っていたことで、自らの意思によって、韓国を取り上げる番組の開始に至った[18]。
韓国語の修得スタイル
「2001年4月13日より番組『チョナン・カン』放送スタート」が決定したのが同年2月末で、当時、草彅は韓国語をまったく話せなかったが、同番組では日本語を話さずに、韓国語を話すスタイルでいくことになった。それから同番組初の収録となる韓国ロケを訪韓し行うまでの草彅は、バラエティ番組のレギュラー7本に、主演ドラマ『フードファイト』(SP、同年4月1日放送)の収録を抱え、睡眠時間を捻出するのがやっとという超多忙な日々を送っており、韓国語を勉強する時間が物理的に存在し得なかった。ゆえに初の韓国ロケでは韓国語の台詞を丸暗記という苦肉の策をとった。これにより韓国語を話せない自身への苛立ちと当ドラマのクランクアップも相俟って、帰国直後、猛然と韓国語の勉強を開始した。初の韓国ロケから1か月後になる二回目の韓国ロケでは、日常会話レベルをほぼ完全にマスターしていた[19]。
基礎的な会話を身につけたことで、韓国のこと、韓国人のこと、韓国文化を徹底的に知ろうという気概で、さまざまな人に会い、語り合った。月に一度、訪韓し番組『チョナン・カン』のロケを行っていったが、韓国の軍人と徴兵制や愛国心について対談したり、また、日本においても、一般の在日2世の韓国人夫妻と対談し、在日の人たちが抱えてきた悩みや葛藤、そして、差別をパワーにしてきたという力強さを知っていくなどするなかで、韓国への思いはますます膨らんでいった。草彅は仕事の合い間の時間すべてを韓国語の勉強にあてる生活を送っていた[19]。
以降、深田恭子・ユンソナが2001年夏クールの連続ドラマ『Fighting Girl』の番宣で番組『SMAP×SMAP』のコーナー「BISTRO SMAP」にゲスト出演した際、韓国語を母国語とするユンソナと韓国語で会話を交わし続け、ユンソナから韓国語を「本当にお上手ですよ」と発言されるなど、番組『チョナン・カン』以外のテレビ番組やコンサート等でも、韓国語を自在に操り、流暢に話す姿をたびたび披露している[19]。
また、日本語がすんなり出てこないという時期を経験している。他国語を修得する課程で母国語が出てこなくなる現象について、同様の経験者の証言によると、凄く集中して他国語の勉強をしているなかで起き、本当に勉強をしている人にしかわからないことだという。番組『チョナン・カン』開始からほぼ1年が経過した頃には、韓国映画を字幕無しでも理解できるようになっていた[19]。
2001年7月11日放送の情報番組『とくダネ!』のコーナー「こちら前忠芸能探偵社」では、視聴者から「草彅剛さんが韓国語が上手いのはなぜですか? 教えてください」との依頼が多数届き、調査された。当コーナーで番組『チョナン・カン』は、「金曜日の深夜にもかかわらず高視聴率の人気番組、しかも、使われている言葉はすべて韓国語、日本語はすべて字幕スーパーという前代未聞の番組“日本初の全韓国語放送”で、今年5月には、韓国観光の広報に貢献しているとして、韓国観光公社から感謝碑が贈られるなど、まさに両国の架け橋となっている」との説明がなされ、「このなかで我々が何よりも驚かされているのが、草彅さんの流暢な韓国語。どうしてこんなに上手いのか?」と疑問が提示された。
番組『チョナン・カン』のプロデューサー荒井昭博が調査依頼について取材を受け、「とにかく、楽屋に行けば参考書を開いてます。凄いのは、家庭教師をつけてるんですが、自分でお金を出して、ちゃんと家庭教師を雇いたいと。そうしたことによって自分をどんどん追い込むことで、勉強が身につくというくらい、彼は心構えが凄いです」と述べた。また、荒井は草彅のそういう見えないところの努力が、同番組が人気を博す一つの秘訣だと思っていることも述べた。笠井信輔・前田忠明によると、はじめは番組『チョナン・カン』の制作費で家庭教師をつけようとしたのを、草彅本人が断ったとのこと。
さらに、韓国語を話せるという前田が、草彅に突然の韓国語でのインタビューを行ったところ、草彅の韓国語が上手くて敵わないので、日本語で話すことを訴える顛末となった。前田が、草彅はあれだけ忙しいのに、やっぱり勉強しているという旨を述べ、調査依頼に「仕事を仕事と思わない、猛勉強の結果であります」と答えを出した。
2003年に韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領(当時)と韓国語で対談しており、2004年に韓国大使館を表敬訪問し、趙世衡(チョ・セヒョン)大使(当時)と韓国語で対談した際には、趙大使が草彅に、「草彅さんが韓国語が上手だということは、韓国人は皆知っています」と述べて、昨年の草彅と盧大統領の対談が韓国全土に放映されたことを話題にした[20]。
タモリは草彅の韓国語について、「やっぱり凄いなと思うのは、ちゃんと何かを学ぼうとしてる態度ですよね。これは単に韓国語をやって、韓国語が上手くなるっていうだけじゃなくて、そのことが自然とほかのことにも、総合的に波及していくんじゃないかと思うんで。本当に偉いと思いますよ」[19]と述べている。
活動 [編集]
#来歴の韓国関連も合わせて参照。
2001年4月13日、番組『チョナン・カン』が放送開始[21]。その収録以降、訪韓の際には、韓国の雑誌・新聞等の取材や韓国のテレビ出演などを多数こなしている。同年5月22日、韓国観光公社から、番組『チョナン・カン』が韓国に多くの観光客を呼び、韓国観光広報に寄与した功績を讃えられ、感謝牌を贈呈された[22]。同年、韓国のシットコム作品で人気テレビドラマシリーズ『ニューノンストップ』(MBC)にゲスト出演を2回した。
2004年に同ドラマの共演者は当時の草彅について次のように述べている。韓国の女優・歌手であるイ・ジェウンは、「あの当時、韓国では日本人俳優は本当に珍しくて、しかも日本で最高の人気を誇っている、そんなスターが自ら韓国語を学び、韓国語で一緒にドラマで共演するなんて聞いたこともなかったし、とても新鮮でした。でも凄く台詞も自然で、その努力のほどが伝わってきました」[19]「日本とは違う環境でのお仕事なのに、学ぼうという姿勢が強く、どんどんとけ込んでいって、初対面の人にも積極的に心を開いていって、役者としても、とても魅力的でした」[23]。韓国の俳優であるチョ・インソンは、「僕にも積極的に声を掛けてきてくれました。普通なら、その慣れない環境に戸惑うはずなんですが、やはり日本でも凄く有名な俳優だけあって、その気配りにも関心させられました」[19]。
2002年6月21日、番組『チョナン・カン』が全日本テレビ番組製作社連盟の「ATP賞 テレビ記者賞」を受賞。同年6月26日、シングル「愛の唄~チョンマル サランヘヨ~」をチョナン・カン名義で日韓同時リリース。同名義で訳詞も担当し、つんくが作詞した日本語の歌詞を韓国語に訳して歌っている。また、日本ケンタッキーフライドチキン「韓国風ツイスター」のCMに本人が出演し、同曲はそのCMソングに起用されたほか、番組『チョナン・カン』のテーマソングとなった。ちなみに、韓国での日本大衆文化の流入制限により、当時の韓国は日本語のCD販売や日本語の歌の放送が開放されていない。同年12月、チョナン・カン名義で韓国語の会話本『チョンマルブック』、その逆バージョンで韓国語を使う人が日本語を学ぶ向け『チョンマルブック ハングルバージョン』が日韓同時刊行され、2004年11月には『チョンマルブック2』、その逆バージョン『チョンマルブック 2.5』が日韓同時刊行された。
2003年6月8日、TBS系列の番組『報道特集スペシャル 百人百熱』にて、韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領(当時)と韓国語で対談し、その模様が日韓同時放映された[24][19]。草彅は通訳という大役も任された。同対談の際、盧大統領に「いつか日本で全編韓国語の映画を作りたいと思っています」と、夢を述べている。
2004年1月14日、東京・南麻布の韓国大使館を表敬訪問し、趙世衡(チョ・セヒョン)大使(当時)と韓国語で対談した。その際、草彅は全編韓国語の映画を作りたいという夢が叶い、その映画(同年3月公開の主演日本映画『ホテルビーナス』)が完成したことを述べ、さらに、「日本と韓国の俳優が全編韓国語の台詞で演じるということは、今までに例を見ないとのことです。この映画が日本と韓国の文化の大きな架け橋になると信じています」と語った。それを受け、趙大使は「全編を日本の俳優と韓国の俳優が韓国語で芝居をするということは、驚くべきことです。日韓の文化交流のために、大きく貢献することだと思います」と発言した。また、両者で日本の大衆文化が韓国で解禁されつつあるが、これから日韓の文化交流はどのようになっていくかなどが話された。最後は、趙大使が草彅に「これからも日韓の親善のために韓国と日本の架け橋になるべく、引き続き頑張ってください。草彅さんを通じて、日韓がより近い存在になれたらと思います」と述べた[20]。
その後、亀山千広が草彅に、韓国大使と話す草彅を見て尊敬したことを述べ、さらに、「文化使節だよね。日本の宝」「外交を一手に引き受けている。しかも、一番近くて遠い国だった韓国だから凄いと思うよ」と発言している[25]。
同年、草彅は全編韓国語の主演映画『ホテルビーナス』について、「この映画は『チョナン・カン』を3年やってきまして、ある意味、終着地点でもあり、そして、これから出発していく、出発地点なんだと思ってます」と述べた[19]。同年6月、当映画が「モスクワ国際映画祭 コンペティション・パースペクティブ部門 最優秀賞」を受賞。
同年10月、草彅が日経BPの「日本イノベーター大賞 ジャパンクール賞」を受賞(授賞式は同年11月25日)。ジャパンクール賞は同年新設された賞で、人々を惹きつける政治的価値観や文化的魅力といったソフトパワーに貢献した人という観点から選考される。草彅は日韓の文化交流への大いな貢献が認められての受賞。「草彅氏のこうした活動は、日本にいる韓国人にとって励みになっている」などの選考理由もあった[要出典]。
番組『チョナン・カン2』にて、同年の日本イノベーター大賞選考委員を務めた松永真理は、「日本イノベーター大賞というのは、イノベイティブな動きに対して表彰するものなんですけれど、その中で“ジャパンクール”、日本のソフトパワーを発揮した人っていうことで、チョナン・カンさんが見事選ばれました。やはり、今年、2004年というのは韓流ブームが巻き起こった年だと思いますけれど、チョナン・カンさんは、2001年の4月から、3年半前からこの番組を作ってらして、韓国の文化を伝えてらっしゃって、まさに日本に韓流を起こし、なおかつ『ホテルビーナス』で、日本映画で全編韓国語の主演されたっていうことが、しかも、韓国語は独学でマスターされて、それこそ大統領からチェ・ジウさんのインタビューも通訳なしでなさってましたけど、ああいう風に韓国の言葉で、ちゃんと迎え入れてインタビューされるっていうのは、私は最高のおもてなしだなと、そういう意味で、本当に格好よくて、まさに“ジャパンクール”にふさわしい、そういうことだと思います」[26]と述べている。
2005年7月にリリースされたSMAPのアルバム『SAMPLE BANG!』収録の草彅ソロ曲「ハヌル~ヨン ウォナン サラン~(そら~永遠の愛~)」に、韓国の男性歌手グループSHINHWA(シンファ)のメンバーであるイ・ミヌ(作詞担当)とシン・ヘソン(コーラス担当)の2人が参加し、草彅と合わせた3人で日韓の大スターの共演としてインタビューを受け、日韓のメディアから取り上げられた[27]。同曲で草彅は訳詞も担当し、第1節は韓国語の歌詞を日本語に訳して歌い、第2節はそのまま韓国語で歌っている。
2008年4月21日、TBS系列の報道番組『NEWS23スペシャル』にて、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領と韓国語で対談し、その模様が放映された。草彅は通訳も任された。同対談の際、李大統領から、文化交流の「日韓文化大使」就任を要請されている。歴代の韓国大統領と対談するのは、盧武鉉前大統領と二代にわたってのことである。
2010年、主演連続ドラマ『冬のサクラ』に韓国の女優チェ・ジウが友情出演し共演した。チェ・ジウは当ドラマの内容に共感し、日韓文化交流の先駆け的存在の草彅が主演であるからということで、ノーギャラで構わないから出演したいと自ら述べており、忙しい合間を縫っての撮影が実現した[28]。
2011年2月、韓国でシリーズ累計360万部以上というベストセラーを記録したイ・チョルファンの韓国語著書を草彅が訳した翻訳本で、韓国の実話小説和訳短編集『月の街 山の街』が刊行された[29]。
2012年1月18日、日本の経済産業相から、韓国の麗水市で同年5月12日から8月12日まで開催される麗水国際博覧会の「日本館サポーター」に任命された[30]。
『ぷっ』すま [編集]
『『ぷっ』すま 』(ぷっすま)は、ユースケ・サンタマリアとともにMCを務める深夜バラエティ番組、テレビ朝日系で1998年10月から放送開始した。公式サイトで「超癒し系バラエティ」と称されている。
オリコン・エンタテインメントが発行していた『オリジナル コンフィデンス』の2004年10月18号では、「深夜テレビ番組」の満足度ランキングが発表され、「深夜テレビ番組」のなかで『『ぷっ』すま』だけが唯一、全世代から支持される結果となった。また、『オリ★スタ』の2010年11/15号では、「オリ★スタ読者の視聴ランキングでも常に上位に入る番組」「その人気の秘密を探るべく、ナギスケこと草なぎ剛&ユースケ・サンタマリアにインタビューを敢行!」と書かれている。
当番組で草彅が運動系の活躍を魅せると、ユースケに「剛はダンスやってるから」と発言され、「ダンス万能説(ダンスをやってるから何でもできる説)」を主張されることがたびたびある。当番組のコーナー「試して足して THE体感チャレンジクイズ!!」では、草彅が「『直径3 mのフラフープ』回し10回以上」という難題を一発で成功させたり[31]、当番組のコーナー「ペア当て眼力バトル!リアル神経衰弱!~芸人バージョン~」では、趣味がダーツだと明らかになった芸人がその場でダーツの腕前を見せ、何度やっても中途半端な結果だったのに対し、直後にダーツをした草彅は一発でド真ん中に命中させたり[32]などと、さまざまな見せ場を披露してきている。
当番組のコーナー「新・記憶力絵心クイズ」では、出されるお題から掛け離れた絵を描くことがほとんどであり、描く絵の独創的な画風から「画伯」と呼称されることがある。ちなみに、草彅がフジテレビ系の音楽番組『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』にゲストで出演した際[33]、同じく画伯と呼称されることがあるダウンタウンの浜田雅功と「クリスマスカードのお絵かき対決」を行ったことがある。なお、浜田は日本テレビ系のバラエティ番組『ガキの使い』[34]のコーナー「クイズ浜田雅功の500のコト」の一問一答で、「ついつい見てしまうテレビ番組は?」に『『ぷっ』すま』と他局の番組ながらも答えている。また、『『ぷっ』すま』にココリコの遠藤章造がゲストで出演した際[35]には、遠藤が自身と浜田が『『ぷっ』すま』をいつも見ていることを述べている。
地上デジタル放送推進大使 [編集]
2006年6月14日、地上デジタル放送普及促進のイメージキャラクターに就任に際して、記者会見が行われた。
2007年6月13日、「(社)デジタル放送推進協会 (Dpa) 第1回総会」において、地デジ普及広報の立役者であり、地デジ普及に貢献しているとし、Dpaの理事長より感謝状が贈呈された[36]。
2012年6月1日、「電波の日・情報通信月間」記念中央式典において、「地上デジタル放送普及推進のメインキャラクターとして、数多くの周知スポットへ出演するとともに、ポスターやリーフレット等への起用、イベントへの参加等を通じ、国民に対して地上デジタル放送の魅力を発信することに尽力し、我が国の地上放送の完全デジタル化に多大な貢献をした」[37][38]とし、総務大臣より感謝状が贈呈された。
交友関係 [編集]
- 香取慎吾
- 香取慎吾とはジャニーズJr.のときからプライベートの非常に深い親交があり、双方ともにお互いを一番仲がいい人だと公言している。お互いに尊敬し合う間柄。「慎吾(しんご)」「つよぽん」と呼び合う。香取は草彅について「辛いときに何度も抱き合って泣いた仲なんで。つよぽんの存在は大きい」と述べたり[39]、インタビュアから「香取さんにとっての“宝物”は何ですか?」と問われた際に、「今パッと思ったのが、つよぽん」と即答している[40]。草彅は香取について「もともと同じ樹だったのが、大人になるにつれて枝分かれしていった感じだから、彼が言わんとしてることが僕はよくわかる」と語ったり[41]、「慎吾は全人類のなかで、いちばん俺のことをわかってる人」と述べている[42]。
- 草彅と香取の双方がジャニーズJr.のときにプライベートで毎日2人で遊ぶ仲になり、お互いの家にしょっちゅう泊まり合っている。子供時代、毎日2人で夜通しダンスの振り付けをして朝方に気を失うように一緒に寝ていたり[43][44]、毎日2人で徹夜でゲームをしていたり[45]、2人で原宿の店に通い詰めてお揃いの服等を購入していて、同じ格好をした2人で常にラジカセを持ち歩いて日比谷線や渋谷のハチ公前などで一緒に踊っていた[46]。これらのような、仕事に関係なく2人きりでずっと一緒に過ごしていたエピソードが多々あり、双方ともにお互いを一番仲がいい人だという理由に、小さい頃からずっと一緒にいたことを挙げて語るときがある。
- 草彅と香取の双方がジュニアのときから、2人のあまりの親密さを第三者に悟られ、それについて言及されることがよくあり、『Weeklyぴあ』[47]での香取との対談記事では、記者に「撮影中の2人は、単なるチームメイトを遥かに超えた親密さを漂わせていた」「幼馴染みとも、親友とも、兄弟とも違う、唯一無二の絆が、そこから感じられる」と表現されている。また、『non-no』[48]では、記者に「10代のはじめに出会って以来、ともに歩んできた2人。その愛にあふれた関係はよく知られたところ。スタジオ内でも草彅さんと香取さんのあいだには、視線ひとつで語り合えるような雰囲気が漂っている」「親友というよりも、もはや長年つき合ってきた恋人みたい」と表現されている。1996年オフに2人でロンドンのクラブに行った際は、LGBTの男性にカップルだと思われたこともある。
- 草彅の#不祥事の際には、香取が自ら、自身の冠番組『smaSTATION!!』の生放送冒頭で謝罪をした[49]。この放送前には小林克也が、当件で香取が泣いていたことをラジオで明かしている[50]。また、当件により草彅が芸能活動を自粛していたあいだ、自宅から外へ一歩も出ることがなかった草彅に、香取が毎日電話をかけて、遅くまで2人で話をしていた[51]。さらにその期間、香取は東京で複数のレギュラー番組を抱えながら、山形県で自身の主演映画の撮影をしており、東京と山形を何往復もするなどの大変ハードなスケジュールであったが、香取によると、香取は当映画の撮影合間に山奥へ赴き山菜採りをしていて、撮影が終わり東京へ戻るたび羽田空港から草彅の家へ直行して、採ってきた山菜を天ぷらにし、草彅と2人で食べていた[52]。草彅はその山菜の天ぷらを山盛り食べていて、一番美味しかったと述べている[53]。
- タモリ
- タモリとは1990年代からタモリの伊豆にある別荘やタモリの自宅にタモリから草彅が招待されて泊まったり、その際、タモリの手料理をご馳走になったりしている[54][55]。なお、その手料理の材料などをタモリと一緒に買いに行ったりしている[56]。タモリの冠番組『笑っていいとも!』に草彅がレギュラー出演の際、タモリと一緒に局入りすることがある。また、タモリと一緒にイカ釣りに行っている[57]。「タモさん」「剛(つよし)」と呼び合う。
- 『笑っていいとも!』のコーナー「ドンぴしゃ!プライベード算」では、テーマ「この1年で家に遊びに行った芸能人の数は?」に回答者のタモリが「1人」と答えて、それは草彅であることを述べている。その際、タモリは草彅の家に行ったとき、タモリ自身が酔っぱらっていたので部屋の窓を開けて網戸があるのをわからずに「景色いいなぁ」と、タモリ自身の頭を網戸にドワーンとぶつけたというエピソードを語っている。当コーナーの司会を務めた香取慎吾も、このテーマの進行当初に「ちなみに僕は『1人』です」と発言し、それは草彅であることを述べており、タモリは上記の状況が起こった部屋を「あの部屋」と香取に述べ、それが通じる香取とタモリの会話から、部屋を共通認識しているのが見て取れた[58]。
- タモリによると、タモリがたまに行く蕎麦屋があり、そこは店の人が芸能人扱いを一切してこないのでよいと、草彅とその蕎麦屋へ行ったら、店の人が草彅には芸能人扱いをしてきて、さらに、お勘定のときに店の人から、ここを誰に聞いたかを問われた草彅がタモリであることを答えると、「え?!タモリさんこの店をなんでご存じですか?!」と店の人が返してきて、タモリ自身も目の前にいるのに、最後までタモリだと気づかれなかったというエピソードがある。この一連により、芸能人扱いを一切してこない店ではなく、タモリが芸能人のタモリであることを認識されていないだけだったと判明した[59]。
- 長瀬智也
趣味・特技・エピソード [編集]
- 水泳[61]・剣道[62]・野球[63]・器械体操[62]・陸上[62]・テコンドー[64]などに励んできている。水泳は1993年に『夢がMORIMORI』でキングオブスイマーの称号を与えられた。
- アクロバットは小学4年生のときから始めて、指導の先生の前で練習なしの1回目でバック転を成功させ、バック宙・側宙・前宙、また、それらより難儀なスワン・伸身を小学4年生の終わりには体得していた[65]。自身が披露しているアクロバットは、すべて小学4年生で体得した技術である[65]。バック転10回連続を平気で決めている[66]。バック宙[67]・側宙[68]・前宙[69]らの技や、「ロンダート → バック転6回連続 → バック宙」[70]・「ロンダート → (両腕を真横一直線状に広げて)伸身の後方宙返り」[71]などの連続技を、テレビ番組やコンサートなどで披露している。
- これらをすべて補助(壁や台など)なしの自力で行えるため、ウッチャンナンチャンの内村光良にライブでのバック転・バック宙などを凄いと称えられた際は、「内村さんもできるでしょ、壁でやったらできる」と謙遜した。内村は、内村自身の壁バック宙を「あのとき20代だったから」と草彅に述べた[72]。
- ダンスはジャズダンスやブレイクダンス等、それらにアクロバットを織り交ぜたものや、タップダンスを披露している。草彅はダンスを、ダンスの先生などプロの人から、SMAPのメンバーのなかで1番上手いと評されている[73]。また、EXILEのHIROは「SMAPの中から1人、EXILEのメンバーに引く抜くなら誰?」の問いに、「パフォーマーで草彅くん」と答えている[74]。
- タップダンスは2003年に行われたSMAPのコンサートツアー『SMAP '03 MIJ TOUR』の全公演にて、草彅のソロ曲目「la.la…Shall we Tap?」で披露したのが公では初[75]となり、2004年に公開された草彅主演映画『ホテルビーナス』の劇中などでも披露している。『ホテルビーナス』は公開当年、モスクワ国際映画祭のコンペティション・パースペクティブ部門で最優秀賞を受賞しており、公式上映会に出席した草彅は、映画の上映前に壇上で挨拶した際、劇中と同じようにタップを踏んで、観客から拍手を受けた[76]。
- タップダンスを始めたきっかけは『ホテルビーナス』であり、タップにのめり込んだ草彅は映画の撮影終了後においても、時間があってはタップ教室に行くと述べている[75]。また、2007年に韓国の俳優・歌手であるチ・ヒョヌと対談した際[77]は、『ホテルビーナス』にごくわずかな時間出演したチ・ヒョヌが、当映画で感じた草彅の印象について、「凄く一生懸命。休憩中もタップの練習をしていた。そんな記憶があります」と発言したのを受け、草彅はタップを今でも続けていると述べた。
- 男性ベストジーニストに5年連続(1999年 - 2003年)で選ばれ、殿堂入りを果たす。
- 好きな香りにアロマテラピーで柑橘系・ローズを挙げている[80]。また、ジーンズにおいては1950年代・1960年代のデッドストックで、倉庫に保管されていたときにウッドの香りが染みついた品を、すごくいい匂いと語っている[80]。
- 小学生時代、書道教室に6年間通っていた[81]。『SMAP×SMAP』(2009年8月10日放送分)では、書画で「蝉」と描くにいたり、最後の一画は長渕剛とともに筆を持ち、紙に叩きつけるように描いて墨を飛ばした書画芸術の共作作品を披露している。
- 幼少期にピアノを半年ほど習っていた[81]。自宅にあるピアノでヨハン・パッヘルベルの「カノン」などを弾いている[79]。
- 1998年12月14日放送『『ぷっ』すま』にて草彅が手作りカレーを渡哲也に振る舞う際に、渡が「剛くんのカレーってのは美味いって有名だもんね」と述べた。この日の放送では、山のなかのキャンプ場で草彅が渡哲也に手作りカレーを振る舞うため、材料の調達・料理・試食のロケを、MCの草彅・ユースケ・サンタマリア・ゲストの渡哲也の3人の出演者で行った。草彅によると、タモリの作り方をみて真似ているので何の香辛料を購入したかは非公開。その他の材料や作り方の一部も「秘密の下ごしらえをした地鶏を焼く」など草彅の希望により秘密がいくつかあった。出来上がった「チキンカレー」を渡は食し、「カレーがこんなに、奥深いものだとは、本当に剛くんに教えていただきました、最高に美味い、good」と述べた。
- 『SMAP×SMAP』(2007年1月1日放送分)[84]で渡哲也と再開した際も草彅の手作りカレーの話題になり、草彅は渡がとにかく草彅自身の作りたいカレーを作ってくれというふうに6時間ずっと待ってくれて感動したと述懐し、渡は生まれて初めて食すようなカレーで美味しかったと述懐している。また、渡が「いい思い出です」と発言したのを受けて、草彅は「ありがとうございます」と礼を述べた。
- 香取慎吾によると、プライベートでの草彅の手作りカレーを香取が食べている[85]。香取が言うには、草彅はカレーを作るのが上手く、また、カレーを作るのが好きである[85]。なお、香取は草彅にカレーを作ってもらう際、家へ行くからと早いうちに伝える[85]。
- 読書家で「超多忙なスケジュールのなかとは思えない読書歴」と評されている[86]。好きな本のジャンルに自叙伝・小説を挙げている[86]。草彅は「読んだ本って自分の中で噛み砕いて消化して、血と骨になると思うんです。無意識のうちに自分の生活に活かされることが結構ありますね」と述べている[86]。また、著作家の活動もしている(#著書を参照)。
- スクーバダイビングのライセンスを所持している。スクーバダイビングにおいて草彅は、潜った伊豆の海が綺麗で、自身の頭上のほうにイカが群れを成しているのがよかったと述べている[87]。
- 「エンジン付きスケボー」をマスターしている。主演映画『メッセンジャー』(1999年公開)で共演した加山雄三が当映画の撮影現場に「エンジン付きスケボー」を持参していたのがきっかけで、加山に教わった。また、草彅はSMAPの前身グループでスケボーに乗っていたスケートボーイズ時代、スケートボーディング(スケボーに乗ること)がメンバーのなかで1番上手い[88]。
- 2003年度分の長者番付高額納税者ランキングで、ジャニーズ事務所に所属するタレントのなかで1位を記録[89]。
- ニコラス・ケイジに、とてもハンサムでサムライ映画なんていいねと薦められている[90]。
- 小泉今日子から頼まれて小泉のシングル「オトコのコ オンナのコ」(1996年10月21日リリース)にコーラス参加しており、小泉は草彅に頼んだ理由を一番可愛いからと述べて、草彅の顔をすごい綺麗と発言している。1999年9月6日放送『SMAP×SMAP』のコーナー「BISTRO SMAP」で、小泉今日子が草彅にコーラスを頼んだ理由を「一番可愛いから」と述べたのに対して、MCの中居正広が「SMAPの誰よりも?」と問うと、小泉は肯定した。
- 深田恭子は草彅の綺麗な横顔・正面顔が好きであることを語っている。2002年5月6日放送『SMAP×SMAP』のコーナー「ふかきゆめみし」にて草彅・稲垣吾郎・木村拓哉の3人のなかで、「一番魅力的な顔を持つ男性は?」の問いに深田恭子が草彅を選んだ際のことである。また、「一番魅力的な心を持つ男性は?」の問いにも深田が草彅を選んだ。
- 清水ミチコは1995年のバラエティ番組収録の際に、ある大物俳優に絡まれていたら、草彅がさりげなく助けてくれたおかげで穏和に解決したことを、のちに明かしている。清水曰く、私の王子様は草彅くん[要出典]。
- 草彅と稲垣吾郎は同じ高校出身であるが、稲垣は高校生時代に、在学する高校(当時)からSMAPの仕事現場へ、草彅とともに電車を利用して移動することがあったが、その際2人に対して「おまえらSMAPだろ」と絡んでくるガラの悪い不良高校生から、草彅が勇敢に助けてくれたと述べている。さらに稲垣は、草彅について、ほんわかしているようで、お気楽なムードを醸し出しているけど、実は結構男っぽいところがあると述べた[91]。
- 2009年7月、洗濯洗剤のCM好感度1位を獲得。このCM好感度はネットエイジア株式会社の調査によるもので、同社が調査対象に洗濯洗剤のCMに出演している、もしくは出演したことがあるタレントで、最も好感度が高いタレントを自由回答形式で聞いたところ、アリエールのCMに出演している「草彅剛」を挙げる回答が、いずれの年代においても最も多い結果となった[92]。
- アメブロで主演映画『BALLAD 名もなき恋のうた』(2009年公開)の草彅と関係者による期間限定ブログが、総合アクセスランキング1位を獲得。なお、当ブログは草彅自身の氏名が一切表記されず、代わりに当映画の役名が使われた。ジャニーズ事務所に所属するタレントが無料閲覧のブログを行うのは、当ブログが初となる。
不祥事 [編集]
2009年4月23日午前3時頃、都内の公園で酔っ払いが騒いでいると近隣住民より通報を受けた警察官が現場へ向かったところ、泥酔し一糸纏わぬ姿の草彅が一人でいた。その際、警察官の指示に従わなかったため、公然わいせつの疑いで現行犯逮捕された。翌日に釈放され、謝罪会見を開いた。その会見によると、「記憶がなくなる量のお酒を飲み、この時のことをまったく覚えていない」という。
その後、十分反省して社会的制裁も受けたとし、5月1日に起訴猶予処分となった。5月28日には『SMAP×SMAP』の収録(6月1日放送)で仕事復帰し、5月29日の『笑っていいとも!』からテレビ出演を再開した。また、7月期の連続ドラマ『任侠ヘルパー』に主演で出演した。
総務省が推進する地デジのイメージキャラクターを当時務めており一時降板する措置を執られたが、その後、出演料を辞退したうえで、7月24日に「デジタル放送完全移行推進の集い」への参加をもって当イメージキャラクターに復帰した。
その他CMは延期措置を執られたが、その後、契約していたすべてのCMが再開された。ヤマサ醤油はCMの再開にあたり、「草彅さんには、10年前の『昆布ぽん酢』発売開始からずっとCMに出て頂き、商品を育ててもらったという思いがあります。代わりのタレントさんは考えられませんでした」とのコメントを出した[要出典]。
この件は日本の各メディアが取り上げて海外にも配信され、韓国や台湾などのファンにも衝撃を与えることになった。また、国内では草彅を擁護する声が多かった[93]。この件について国会では、新党大地の鈴木宗男が「家宅捜査は不自然ではないか」と質問主意書を提出し、政府は「事件の全容を解明するために必要だった」と回答した[94]。
草彅はこの件に際して高倉健など多くの人から手紙等をもらい[95]、その後はずっと断酒している。ただし、それ以前からドラマの撮影期間はクランクインから終わるまで酒を一滴も飲まないのが常で、集中して臨むからである旨を述べている[96]。
受賞歴 [編集]
- 1997年 第13回 ドラマアカデミー賞 主演男優賞(『いいひと。』の演技による)
- 1997年 第14回 ベストジーニスト(協議会選出部門)
- 1998年 第11回 DVD&ビデオで~た大賞 ベストタレント賞
- 1998年 第7回 MEN'S CLUB ベストドレッサー賞
- 1999年 第16回 ベストジーニスト(一般選出部門)
- 2000年 第17回 ベストジーニスト(2)
- 2001年 第18回 ベストジーニスト(3)
- 2002年 第19回 ベストジーニスト(4)
- 2003年 第20回 ベストジーニスト(5…殿堂入り)
- 2003年 第36回 ドラマアカデミー賞 主演男優賞(『僕の生きる道』の演技による)
- 2003年 第20回 ATP賞 個人賞(『僕の生きる道』の演技による)
- 2004年 第13回 TV LIFE 年間ドラマ大賞2003 主演男優賞(『僕の生きる道』の演技による)
- 2004年 第3回 日本イノベーター大賞 ジャパンクール賞(日本産業界で活躍が際立った独創的な人物に贈られる)
- 2005年 第59回 日本放送映画藝術大賞 放送部門 最優秀主演男優賞(『僕と彼女と彼女の生きる道』『海峡を渡るバイオリン』の演技による)
- 2005年 第13回 橋田賞(『僕と彼女と彼女の生きる道』『海峡を渡るバイオリン』の演技による)
- 2007年 第51回 ドラマアカデミー賞 主演男優賞(『僕の歩く道』の演技による)
- 2007年 第16回 TV LIFE 年間ドラマ大賞2006 主演男優賞(『僕の歩く道』の演技による)
- 2007年 第14回 読売演劇大賞 杉村春子賞および優秀男優賞(『父帰る』『屋上の狂人』の演技による)
- 2007年 第3回 ドラマ・オブ・ザ・イヤー2006 最優秀主演男優賞(『僕の歩く道』の演技による)
- 2009年 第62回 ドラマアカデミー賞 主演男優賞(『任侠ヘルパー』の演技による)
- 2010年 第19回 TV LIFE 年間ドラマ大賞2009 主演男優賞(『任侠ヘルパー』の演技による)
- 2011年 第65回 日本放送映画藝術大賞 放送部門 最優秀主演男優賞(『99年の愛~JAPANESE AMERICANS~』の演技による)
出演 [編集]
SMAPのグループ出演については「SMAP#出演」を参照
テレビ [編集]
レギュラー [編集]
- 欽きらリン530!!(日本テレビ系列)
- タモリの音楽は世界だ!(テレビ東京系列)
- 輝け!噂のテンベストSHOW → 新テンベストSHOW → どっちの料理ショー → 新どっちの料理ショー(日本テレビ系列)
- BANG! BANG! BANG!(フジテレビ系列)
- OH!エルくらぶ(テレビ朝日系列)
- スクラッチ!(TBS系列)
- 鶴瓶・草彅の夢中宣言「がんばります。」(テレビ朝日系列)
- チョナン・カン → チョナン・カン2(フジテレビ系列)
- 『ぷっ』すま(テレビ朝日系列)
- 笑っていいとも!(フジテレビ系列) - 金曜日レギュラー
- 僕らの音楽(フジテレビ系列) - ナレーター
- 笑っていいとも!増刊号(フジテレビ系列)
その他定期番組 [編集]
- 笑っていいとも!春・秋の祭典スペシャル(2001年 - 2009年春・秋、フジテレビ系)
- 夜の笑っていいとも!春・秋のドラマ特大号(2010年 - 2011年春・秋、フジテレビ系
不定期 [編集]
- 草彅剛の女子アナSP(毎年年始に放送、フジテレビ系列) - 司会
- 草彅剛のがんばった大賞(毎年春・秋に2回放送、フジテレビ系列) - 司会
- FNS歌謡祭(毎年12月に放送/2005年 - 2007年・2009年 - 、フジテレビ系列) - 司会
- 2008年の『FNS歌謡祭』はSMAPのコンサートを札幌ドームで開催していたため、司会を務めていない(当番組にはSMAPとして中継で出演し曲を披露した)。
- 笑っていいとも!特大号(毎年年末に放送、フジテレビ系列)
- ピタゴラスイッチ「ポキポキアニメ」(2005年4月 - 、NHK教育) - 声の出演[97]
単発 [編集]
- 24時間テレビ 「愛は地球を救う」(1995年8月26日 - 8月27日・2005年8月27日 - 8月28日、日本テレビ系列) - 1995年はSMAPが番組パーソナリティ、2005年は草彅・香取慎吾がメインパーソナリティ
- 草彅剛・カリフォルニアを行く~究極のジーンズを探せ(2003年11月8日、TBS系列)
- ドキュメンタリー『僕の生きる道』をたどって(2004年2月7日、フジテレビ系列)
- HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP 生のクリスマススペシャル(2004年12月20日、フジテレビ系列)
- 日本の歴史(2005年9月17日、フジテレビ系列) - ナビゲーター
- 草彅剛と香取慎吾のデンマーク紀行!!笑いと絆の旅路(2007年4月22日、テレビ朝日系列)
- 草彅プレゼンツ!フィギュア真央・美姫と行く韓国ツアー(2008年10月12日、テレビ朝日系列)
- いきなり!黄金伝説。「24時間戦国時代生活」(2009年9月10日、テレビ朝日系列)
- 笑点(2009年12月13日、日本テレビ系列) - サプライズ出演
- テレビ東京開局45周年記念番組 封印された三蔵法師の謎~シルクロード30,000キロに挑んだ男~(2010年9月23日、テレビ東京系列) - ナビゲーター
- 草彅剛のためになるっ?バラエティ 3時間SP(2010年10月5日、テレビ朝日系列)
- 東京スカイツリー 世界最難関への挑戦(2011年7月24日、NHK総合) - ナビゲーター
- FNS歌謡祭 うたの夏まつり2011(2011年8月6日、フジテレビ系列) - 司会
- スカイツリーの魅力 すべて見せます(2012年5月12日、NHK総合)- 香取慎吾とともに司会
テレビドラマ [編集]
- あぶない少年III(1988年10月12日 - 1989年3月29日) - 草彅剛 役
- 時間ですよ 平成元年(1989年10月10日 - 12月26日) - 服部 役
- P.S. 覚えとけよ(1990年8月12日) - ツヨシ 役
- 振り向けば君…(1991年11月3日 - 11月24日) - 小林隆 役
- もっと、ときめきを~ふたりまでの距離~(1992年3月17日) - 草彅剛 役
- 命うるわしく~訪問看護婦物語~(1995年3月16日) - 津川大輔 役
- 付き馬屋おえん事件帳スペシャル「たった十日の花嫁」(1995年4月10日) - 池田誠之助 役
- NAKED BANANAS(1995年4月11日 - 7月5日) - 馬越昭生 役
- 家なき子2(1995年4月15日 - 7月8日) - 黒岩剛 役
- GOING NUTS(1995年7月12日 - 9月20日) - 響野瞬 役
- まだ恋は始まらない(1995年10月16日 - 12月18日) - 落合博 役
- 木曜の怪談「秘密の仲間」(1995年12月14日) - 主演・今村真一 役
- 名古屋嫁入り物語8(1996年3月22日) - 平岡一朗 役
- 結婚しようよ(1996年4月11日 - 6月27日) - 杉村純也 役
- おいしい関係(1996年10月14日 - 12月16日) - 木村和馬 役
- 僕が僕であるために(1997年1月3日) - 主演・溝口悦郎 役
- 沙粧妙子~帰還の挨拶~(1997年3月25日) - 百合岡貞嗣 役
- いいひと。(1997年4月15日 - 6月24日) - 主演・北野優二 役
- ギフト 第7話(1997年5月28日) - 北野優二 役(友情出演)
- 世にも奇妙な物語 秋の特別編「無実の男」(1997年10月6日) - 主演・川島一郎 役
- 成田離婚(1997年10月15日 - 12月17日) - 主演・星野一朗 役
- 先生知らないの?(1998年4月10日 - 6月26日) - 主演・木下優作 役
- じんべえ(1998年10月12日 - 12月21日) - 寺西真 役
- 古畑任三郎 vs SMAP(1999年1月3日) - 草彅剛 役
- バカヤロー1999!「セクハラでから騒ぎするな!」(1999年9月26日) - 主演・山口真人 役
- 降霊~ウ・シ・ロ・ヲ・ミ・ル・ナ~(1999年9月28日) - 早坂文雄 役(特別出演)
- TEAM(1999年10月13日 - 12月22日) - 主演・風見勇助 役
- TEAMスペシャル(2000年11月3日) - 主演・風見勇助 役
- TEAMスペシャル2(2001年10月5日) - 主演・風見勇助 役
- TEAMスペシャル3(2002年9月20日) - 主演・風見勇助 役
- TEAMスペシャル4(2003年9月26日) - 主演・風見勇助 役
- 世にも奇妙な物語 春の特別編「銃男」(2000年3月27日) - 主演・田中太郎 役
- フードファイト(2000年7月1日 - 9月16日) - 主演・井原満 役
- フードファイトスペシャル~香港死闘篇~(2001年4月1日) - 主演・井原満 役
- フードファイトスペシャル~深夜特急死闘篇~(2001年9月29日) - 主演・井原満 役
- 世にも奇妙な物語 SMAPの特別編「13番目の客」(2001年1月1日) - 主演・本田謙一郎 役
- Smap Short Films 「MUSIC POWER GO! GO!~ダモン君の巻~」 - 主演・ナギナ君 役、「菅原さん」「コンセント」「トイレ」「のれない」「脱出不可能」「BUS☆PANIC!!!」「good-bye,cruel world」 - 主演・桃井哲太 役(2001年4月9日)
- スタアの恋(2001年10月11日 - 12月20日) - 主演・中田草介 役
- チョナン・カン スペシャル サランヘヨ 愛の劇場&愛の唄「ミアネヨ~ごめんね~」「ヘンボカセヨ~幸せになれよ~」(2002年4月29日)- 主演
- 僕の生きる道(2003年1月7日 - 3月18日) - 主演・中村秀雄 役
- 僕とあなたの生きる道~ONE DAY~(2003年7月7日) - 主演・中村秀雄 役
- 太閤記 サルと呼ばれた男(2003年12月27日) - 主演・豊臣秀吉 役
- 僕と彼女と彼女の生きる道(2004年1月6日 - 3月23日) - 主演・小柳徹朗 役
- 僕と彼女と彼女の生きる道スペシャル(2004年9月18日) - 主演・小柳徹朗 役
- 新選組!(2004年11月21日) - 榎本武揚 役(友情出演)
- フジテレビ開局45周年記念ドラマ 海峡を渡るバイオリン(2004年11月27日) - 主演・陳昌鉉 役
- X'smap~虎とライオンと五人の男~(2004年12月25日) - 主演・カレー屋のマスター(二代目サンタ) 役(SMAP主演)
- 徳川綱吉 イヌと呼ばれた男(2004年12月28日) - 主演・徳川綱吉 役
- 恋におちたら~僕の成功の秘密~(2005年4月14日 - 6月3日) - 主演・鈴木島男 役
- 24時間テレビスペシャルドラマ 小さな運転士 最後の夢(2005年8月27日) - 高梨洋平 役(特別出演)
- 愛と死をみつめて(2006年3月18日 - 3月19日) - 主演・河野実 役
- 僕の歩く道(2006年10月10日 - 12月19日) - 主演・大竹輝明 役
- 佐々木夫妻の仁義なき戦い 第1話・2話(2008年1月20日 - 1月27日) - 弁護士 役(友情出演)
- 猟奇的な彼女(2008年4月20日 - 6月29日) - 主演・眞崎三朗 役
- 任侠ヘルパー(2009年7月9日 - 9月17日) - 主演・翼彦一 役
- 任侠ヘルパー スペシャル(2011年1月9日) - 主演・翼彦一 役
- TBS開局60周年記念ドラマ 99年の愛~JAPANESE AMERICANS~(2010年11月3日 - 11月7日) - 主演・平松長吉/平松一郎 一人二役
- 冬のサクラ(2011年1月16日 - 3月20日) - 主演・稲葉祐 役
- 37歳で医者になった僕~研修医純情物語~(2012年4月10日 - 6月19日) - 主演・紺野祐太 役
- 世にも奇妙な物語 2012年 秋の特別編「ヘイトウイルス」(2012年10月6日) - 主演・サエキ マコト 役
映画 [編集]
- シュート!(1994年) - 主演・神谷篤司 役(SMAP主演)
- アンネの日記(1995年、アニメ) - ペーター 役(声優)
- メッセンジャー(1999年) - 主演・鈴木宏法 役
- 降霊~KOUREI~(2001年) - 早坂文雄 役(特別出演)
- テレビドラマ『降霊~ウ・シ・ロ・ヲ・ミ・ル・ナ~』(1999年9月28日)の劇場公開版
- 黄泉がえり(2003年) - 主演・川田平太 役
- ホテルビーナス(2004年、全編韓国語の日本映画) - 主演・チョナン 役
- 茶の味(2004年) - 映写技師 役(カメオ出演)
- NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE(2004年) - 甲賀忍者サラリーマン 役(友情出演)
- ロボッツ(2005年、アニメ) - 主演・ロドニー 役(声優)
- 日本沈没(2006年) - 主演・小野寺俊夫 役
- ヨコヅナ・マドンナ(2006年、韓国映画) - 日本語教師 役(特別出演)
- ストリングス~愛と絆の旅路(2007年、人形劇) - 主演・ハル 役(声優)
- 西遊記(2007年) - 偽沙悟浄 役(友情出演)
- 山のあなた~徳市の恋~(2008年) - 主演・徳市 役
- 私は貝になりたい(2008年) - 大西三郎 役(友情出演)
- BALLAD 名もなき恋のうた(2009年) - 主演・井尻又兵衛 役
- 僕と妻の1778の物語(2011年) - 主演・牧村朔太郎 役
- ステキな金縛り(2011年) - 宝生輝夫 役
- あなたへ(2012年8月25日公開) - 田宮裕司 役
- 任侠ヘルパー(2012年11月17日公開) - 主演・翼彦一 役
- 中学生円山(2013年公開予定) - 主演・下井辰夫 役
舞台 [編集]
- 聖闘士星矢(1991年8月15日 - 9月1日:青山劇場) - 主演・ドラゴン紫龍 役(SMAP主演)
- ドラゴンクエスト(1992年8月1日 - 8月25日:京都南座) - 主演・アトラス 役(SMAP主演)
- ANOTHER~沈黙の島~(1993年8月6日 - 8月15日:アートスフィア、8月17日 - 8月24日:京都南座) - 主演・俊一 役(SMAP主演)
- 姫ちゃんのリボン(1993年12月3日 - 12月26日:博品館劇場) - 主演・小林大地 役
- 敗戦国の王子 フォーティンブラス~オリジナルスマイル~(〈初演〉1995年3月6日 - 3月23日:紀伊國屋ホール、〈再演〉1995年11月23日 - 11月26日:近鉄劇場) - 主演・羽沢武年 役
- 蒲田行進曲(〈初演〉1999年2月20日 - 2月28日:近鉄劇場、3月5日 - 3月27日:シアターコクーン、〈再演〉2000年1月15日 - 1月25日:近鉄劇場、1月28日 - 1月30日:アートピアホール、2月4日 - 2月20日:青山劇場) - 主演・村岡安次 役
- THE SECRET LIVE(1999年7月1日 - 7月4日:紀伊國屋サザンシアター)
- Reading 『椿姫』 With 草彅剛 VOICE~私が愛するほどに私を愛して~(〈初演〉2002年2月13日 - 2月16日:サントリーホール、〈再演〉2002年6月22日 - 6月23日:びわ湖ホール、6月30日:ホワイトキューブ) - 草彅一人による朗読劇
- 父帰る/屋上の狂人(2006年4月1日 - 4月30日:シアタートラム) - 主演・黒田賢一郎 役/主演・勝島義太郎 役
- 瞼の母(2008年5月10日 - 6月8日:世田谷パブリックシアター) - 主演・番場の忠太郎 役
- K2(2010年11月2日 - 11月28日:世田谷パブリックシアター) - 主演・テイラー 役
- ぼくに炎の戦車を(2012年11月3日 - 12月1日:赤坂ACTシアター) - 主演・柳原直輝 役
テレビアニメ [編集]
- 姫ちゃんのリボン(1992年10月 - 1993年12月、テレビ東京系列) - 支倉浩一 役(レギュラー)/第13話・14話の作品中にSMAPが登場し、草彅のみが本人の役としても出演
- 夢をかなえるゾウ(2009年1月 - 12月、TBS系列) - 主演・フミ山フミ夫 役
- クレヨンしんちゃん(2009年9月4日、テレビ朝日系列) - 又郎 役
ナレーション [編集]
- NONFIX 高橋由伸 300日の肖像~巨人の理由~(1998年1月27日、フジテレビ系列)
- 地球!ふしぎ大自然(2001年 - 2003年、NHK総合)
- 素敵な宇宙船地球号(2003年、テレビ朝日系列)
- 僕らの音楽(2005年4月 - 、フジテレビ系列)
- ザ・ノンフィクション 日韓共同制作ドキュメンタリー「駆け抜けて今…岐路に立つ二つの団塊の世代」(2006年8月20日、フジテレビ系列)
- 仰天映像88連発!驚異の水世界~水検定2008(2008年8月5日、フジテレビ系列)
- “市民ランナー”世界に挑む~マラソン日本代表 川内優輝~(2011年7月18日、NHK総合)
ラジオ [編集]
- おはようSMAP(TOKYO FM)
- SMAP POWER SPLASH(bayfm)
- 草彅が香取慎吾とともにラジオパーソナリティを務める番組として1995年4月に放送開始し、bayfmにて放送期間が最も長い番組となっている。
- ラジオ深夜便 インタビュー・スペシャル「韓国文化と出会って変化した10年」(2011年5月7日 - 5月8日、NHKラジオ第1放送・NHK-FM放送)
CM [編集]
SMAPのグループ出演については「SMAP#出演」を参照
- ANA 超割
- ECC
- JRA - ナレーター
- NTT東日本
- P&G アリエール
- アサヒ飲料 あじわい緑茶
- アサヒフードアンドヘルスケア 1本満足バー
- 味の素 味の素
- アンファー D-STYLE WAX
- アンファー スカルプDシャンプー
- エースコック スーパーカップ
- 環境省 チーム・マイナス6% - ナレーター
- 九九プラス SHOP99
- ケンタッキーフライドチキン 韓国風ツイスター・香り揚げ醤油チキン
- サンクス
- サントリーフーズ 熟茶・BOSS「レインボーマウンテン」
- 三洋電機 XactiDMX-C1
- 社団法人地上デジタル放送推進協会 地上デジタル放送普及促進
- 地上デジタル放送普及促進の広告がNHK(BSを含む)・民放各局・放送大学(スカイパーフェクTV!へのサイマル放送を含む)で放送されている。
- ソニー・ミュージックエンタテインメント(ソニーレコーズ) Canna「風の向くまま」 - ナレーター
- 大王製紙 エリス
- 金鳥 キンチョール
- 田辺製薬 アスパラドリンクシリーズ
- 東京海上グループ(東京海上日動・あんしん生命) 超保険
- ナムコワンダーエッグ2
- 野村證券
- ロッテスノー シェ・ミルク
- ヤマサ醤油 昆布ぽん酢
- ロート製薬 パンシロン
- ロッテ 冬色ショコラ
- トヨタ自動車 トヨタレンタリース(1995年 - )
- ACジャパン(当時の団体名は公共広告機構)
- 覚醒剤撲滅運動「DRUGS KILL TEENS」(1997年 - 1998年8月) - 本人出演
- 骨髄バンク登録キャンペーン - ナレーター
- 国際連合世界食糧計画(WFP)「ごはんの教科書」(2004年7月 - 2005年6月) - 同上
- 日韓共同キャンペーン「エコライバルになろう。」(2008年7月 - 2009年6月) - 本人出演、チェ・ジウとの共演
- 大塚製薬 ポカリスエット
- 「cube篇」(2007年 - )
- 大塚製薬 ポカリスエット イオンウォーター
- 「朝篇」(2007年4月 - )
書籍 [編集]
エッセイ [編集]
- これが僕です。/草彅剛(1997年4月、ワニブックス)ISBN 978-4847012792
- Okiraku/草彅剛(2007年3月、角川グループパブリッシング)ISBN 978-4048944892
- クサナギロン/草彅剛(2008年5月、集英社)ISBN 978-4087804942
語学学習 [編集]
- チョンマルブック/チョナン・カン(2002年12月、マガジンハウス) - 韓国語会話 ISBN 978-4838714254
- チョンマルブック ハングルバージョン/チョナン・カン(2002年12月、マガジンハウス)ISBN 978-4838714186
- 同時刊行『チョンマルブック』の逆バージョン、韓国語を使う人が日本語を学ぶ向け
- チョンマルブック 2/チョナン・カン(2004年11月、マガジンハウス) - 『チョンマルブック』の第2弾 ISBN 978-4838715589
- チョンマルブック 2.5/チョナン・カン(2004年11月、マガジンハウス)ISBN 978-4838715596
- 同時刊行『チョンマルブック 2』の逆バージョン、韓国語を使う人が日本語を学ぶ向け
翻訳 [編集]
- 月の街 山の街/著:イ・チョルファン、訳:草彅剛(2011年2月、ワニブックス) - 韓国の実話小説和訳短編集 ISBN 978-4847019647
写真集 [編集]
- DOCUMENT 草彅剛 in 「黄泉がえり」/撮影:黒須みゆき(2003年、角川書店)ISBN 978-4048535755
- The Hotel Venus Starring Kusanagi Tsuyoshi/撮影:若木信吾(2004年、角川書店)ISBN 978-4048537353
- 日本沈没 PHOTO BOOK featuring 草彅剛/撮影:黒須みゆき(2006年、角川書店)ISBN 978-4048539807
- 写真集 山のあなた 徳市の恋/撮影:若木信吾(2008年、集英社)ISBN 978-4087804959
雑誌連載 [編集]
- C'est la vie!(Wink up 連載終了、ワニブックス)
- お気楽大好き!(月刊ザテレビジョン 1996年4月 - 、角川グループパブリッシング)
- 草彅剛の僕の“隠れ家”にようこそ(MORE 2004年3月 - 2008年5月、集英社)
CDソロ作品 [編集]
朗読CDブック [編集]
音楽CD [編集]
- オトコのコ オンナのコ/小泉今日子(シングル J-POP 1996年10月21日、Victor Entertainment)
- 作詞:小泉今日子、作曲:奥田民生
- 小泉から頼まれ、コーラス参加(作品にクレジット表記なし)
- 愛の唄~チョンマル サランヘヨ~/チョナン・カン(シングル J-POP 2002年6月26日、Victor Entertainment)
- 作詞・作曲:つんく、訳詞(日本語の韓国語訳):チョナン・カン
- のちに、つんくがセルフカバー
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