広島電鉄、開業100年 花電車を再現路面電車で日本一の路線規模をもつ広島電鉄(広島市中区)は23日、電車開業100周年を記念し、開業当時の花電車を再現して市内を走らせた。 出発に先立ち、越智秀信社長は「マイカーに押されて苦しい時期もあったが、広島に来る人々や市民に支えられてここまできた」とあいさつ。越智社長や当時の制服を着た運転士らは午前9時半ごろ、茶色のレトロな車体を白いダリアの造花で飾り付けた花電車に乗り込んだ。 終着駅の千田車庫(同市中区)では、原爆の被害に遭った後も修復されて走行している「被爆電車」などを13台展示。たくさんの人が訪れ、記念撮影していた。 【共同通信】
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