ニュース詳細
日本維新の会・みんなの党 合流は困難に11月24日 6時36分
K10037201111_1211240643_1211240649.mp4
日本維新の会の橋下代表代行が、衆議院選挙に向けて第三極の結集が重要だとして、みんなの党に合流を呼びかけましたが、みんなの党は政策の一致が前提で、石原前東京都知事以外の旧太陽の党のメンバーとは一緒に行動できないとしていて、両党の合流は困難な見通しです。
日本維新の会とみんなの党は、来月の衆議院選挙に向けて、小選挙区の候補者調整を行っていますが、維新の会に石原前東京都知事が率いる太陽の党が合流したこともあり、両党の調整は思うように進んでいません。
こうしたなか、23日、維新の会の橋下代表代行は、みんなの党の渡辺代表と江田幹事長に電話をかけ、「日本のためには、第三極が結集することが大事だ。選挙区の調整は解決できる問題で、みんなの党にも合流してもらいたい」と、維新の会への合流を呼びかけました。
これについて、みんなの党の渡辺代表は23日夜、東京都内で記者団に対し、「維新の会と太陽の党が合流したあとで、『一緒にやりましょう』と言われても、簡単に『はい、そうですか』とはいかない。国のことを考えれば、野合はしてはいけない」と述べ、消費増税の凍結や「脱原発」の実現などの政策で一致することが、合流の前提だという考えを示しました。
加えて、みんなの党は、政策を一致させるためには、石原氏以外の旧太陽の党のメンバーとは一緒に行動できないとしていますが、維新の会側は、こうした要求を受け入れるのは難しいとしていることから、両党の合流は困難な見通しです。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|