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大分トリニータがJ1昇格
11月23日 15時19分

サッカーのJ2からJ1への昇格を争うプレーオフの決勝が国立競技場で行われ、大分トリニータが1対0でジェフ千葉に勝ち、4シーズンぶりのJ1復帰を決めました。

Jリーグは今シーズンからJ2の1位と2位が自動的にJ1に昇格し、もう1枠については、3位から6位の4チームがプレーオフで昇格を争う制度を導入しました。
プレーオフの決勝は、準決勝を勝ち抜いた5位のジェフと6位のトリニータが、ともに4シーズンぶりのJ1復帰を目指して対戦しました。
決勝は90分間で決着がつかず、引き分けだった場合は、規程により年間順位が上のジェフが昇格となります。
前半はジェフがボールをキープし、何回も決定的なチャンスを作りましたが得点できず、0対0で折り返しました。
両チーム得点がないまま終盤の後半41分、トリニータは森島康仁選手が出した縦へのパスに反応した途中出場の林丈統選手がゴールを決め、均衡を破りました。
一方のジェフは最後まで1点が遠く、トリニータは1対0で勝ち、4シーズンぶりとなるJ1昇格を決めました。
大分トリニータは2009年にJ1の17位となってJ2に降格しました。
その後、クラブが深刻な経営危機に陥り、Jリーグから合わせて6億円の緊急融資を受けましたが、地元の支援を受けて先月までにすべての返済が終わり、J1昇格へ向けた財政面の課題は解消したばかりでした。
そして、J2で6位になって今シーズンから導入されたJ1昇格プレーオフに進み、準決勝で3位の京都サンガ、決勝で5位のジェフと上位チームを次々に破ってJ1復帰をつかみとりました。

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