固定資産税を過剰徴収 下田市、15年で275万円

(2012/11/22 14:11)

 下田市は22日、1997~2012年度までの約15年間、鉄筋コンクリートなど非木造家屋7棟の所有者9人から、計275万6800円の固定資産税を過剰に徴収していたことを明らかにした。同日午前に開かれた市議会全員協議会で担当者が報告した。今月19日から職員が所有者の自宅などを直接訪問し、謝罪。今後利息を加えた額の還付手続きを行うという。
 同市税務課の説明によると、3年に一度ある固定資産評価基準の改正の際、「新基準換算率」や「再建築費評点補正率」の入力が適切に行われなかったという。今年度の評価替え作業の際に職員が気付き、内部調査で発覚した。
 同課は「確認態勢の不備と、担当者の認識不足が原因だった」としている。同市の楠山俊介市長は「再発防止策をきちんと講じたい」などと述べた。

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