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2012年11月23日
東工大で化学実験中に出火 フランス人学生が軽傷
2階の実験室から出火した東京工業大の石川台1号館=23日午後、東京都大田区で共同通信社ヘリから
23日午後0時50分ごろ、東京都大田区石川町、東京工業大の石川台1号館2階の実験室で「爆発があった」と119番があった。出火して壁や実験用器材が焼けたほか、風圧で窓ガラス数枚が割れ、大学院生のフランス人男性(27)が両手をやけどする軽傷を負った。
警視庁田園調布署や東京消防庁によると、大学院生が化学実験中、容器に入れた液体から出火。消火器で消し止めようとしたが、燃え広がった。同署が出火原因を調べている。
当時、1号館の4階にいた工学部4年の青木健さん(21)は「火災報知機が鳴り、窓ガラスが割れる音がした。こんなことが起きるなんて」と驚いた様子で話した。