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2011年12月30日9時48分

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長崎新幹線、フル規格「格上げ」で1分遅く?

図:九州新幹線西九州ルートと所要時間試算の変遷拡大九州新幹線西九州ルートと所要時間試算の変遷

 工事費を2400億円増やし、高速で走れる通常タイプの新幹線に一部区間を格上げしても、かかる時間は3年前の計画よりも1分遅くなる。九州新幹線・西九州ルート(長崎新幹線)をめぐり、不思議なことが起きている。理由をさぐると、国がスピードアップの効果を過大に見込んでいたことが浮かび上がった。

 長崎新幹線のうち武雄温泉―長崎間の66キロは当初、線路幅が在来線と同じ「スーパー特急方式」で造る計画だった。2008年に国が示した計画では、博多―長崎間の所要時間は「1時間19分」とされた。

 だが今月26日、この66キロを通常の新幹線「フル規格」に格上げする方針が固まった。この際、国土交通省は新たな所要時間を「1時間20分」と説明した。

 格上げされれば、列車は時速260キロで走れる。所要時間は前の計画より短くなるはずだ。なのに、なぜ1分遅いのか。

 国交省鉄道局はその理由を、元の計画の「1時間19分」が09年の政権交代後に「1時間33分」に延びたからだ、と説明する。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

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