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路面電車100周年式典 広島
11月23日 12時18分

路面電車100周年式典 広島
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広島のまちのシンボルとされる路面電車の運行が始まって23日で100年を迎え、広島市で記念の催しが開かれています。

大正元年に開業した広島の路面電車は、原爆投下でまちが壊滅的な被害を受けるなか、わずか3日後に一部で運行を再開し市民に希望を与えた歴史があり、現在は、日本一の乗客数と運行距離を誇っています。
この路面電車の運行開始から23日で100年を迎え、広島市中区にある「広島電鉄」の本社では記念の催しが開かれています。
会場には、原爆投下当時に市内を走行し、その後、修復されて今も活躍している「被爆電車」と呼ばれる車両から、床を低くして乗り降りしやすくした最新式の電車まで、合わせて17種類が展示されています。
会場には多くの家族連れが訪れ、写真を撮ったり普段は立ち入ることができない運転席に座ったりしていました。
会場を訪れた男性は「路面電車は広島のシンボルで、これから100年先も走り続けてほしい」と話していました。
またこの日は、100年前に開業を祝って電球や花を飾りつけて走った「花電車」が現代のLEDを使って再現され、広島のまちをゆっくりと走っていました。

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