幻視球の別荘

よいものの記録

『うーさー』8話と、3DCGによる金田パース

『うーさーのその日暮らし』8話を観たら、3DCGで金田伊功調ロボット作画のパロディをやっていた。

動きが止まる「決め」の部分はCGっぽい整った印象を受けたけど、胴体が合体して頭がせり出す変形シーン等は違和感がなく、とても元気な動きだった。

【ニコニコ動画】うーさーのその日暮らし 第8話「暇とマシンとうーさーと」

f:id:bono1978:20121121224645j:plain

(絵コンテ・演出:関谷真実子・名倉晋作)

 

名倉晋作氏は、サンジゲンのCGアニメーター。

ちなみに『009 RE:CYBORG THE COMPLETE』を読むと、名倉氏の担当カットとして、国防省内で戦うジェロニモのシーンが紹介されている。特に、パンチの腕にケレン味を加えるメイキングが印象的だ。

f:id:bono1978:20121122231945j:plain

 サンジゲンはセル画調のCGアニメを得意とするスタジオだけど、その中でも、パワフルな画作りが得意な方なのかな? 

 

あと、『CG WORLD』のサイトに、名倉氏が書いた記事があった。

日本の手書きアニメを特徴づける「1つの画面内に様々なレンズ(画角)が同居する画作り」。これが、「3ds Max」に、機能として搭載されたことを伝える記事だ。ここに「金田パース」を3DCGで表現する方法が書かれており、今改めて読むと興味深い。

日本アニメCGの新たな原動力 Autodesk 3ds Max 2011×PSOFT Pencil+ 3(第4回) :CGWORLD.jp

うーさーのその日暮らし [Blu-ray]

うーさーのその日暮らし [Blu-ray]