林 博 史 研 究 室 へ よ う こ そ
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このホームページをご覧になるみなさんへ
日本とアジアの現代史、特に日本がアジア各地に対しておこなった侵略戦争やそのなかでおこなわれた戦争犯罪、そしてそれにともなう戦争責任、などなど、そんなことに関心のある方へのメッセージがこのホームページです。
旧サイトよりこのアドレスに引越ししました。
ロンドン・オリンピックがまもなく終わろうとしています。それにしてもこれほどまでにメダルメダルと騒ぎたて、ナショナリズムを煽り立てるテレビをはじめとするメディアにはウンザリです。
懸命にうまく強くなろうとして努力してきたスポーツ選手が、懸命にフェアにプレーすれば、負けても勝っても称えたいと思います。それで十分ではないでしょうか。もっとスポーツそのもののよさを味わえるような放送をしてほしいものです。
サッカーなど日本チームを応援することが多いですが(メディアが騒ぐので、ほかのチームや選手を応援することもしばしばありますが)、君が代や日の丸などという、自由と良心を抑圧する道具になりさがっている小道具がやたらと振り回されるのは不愉快を通り越してしまいます。スポーツにイデオロギーを持ち込まずに、素直にスポーツのすばらしさを楽しみたいですね。
韓国出身のアーチェリーの早川選手が日本国籍をとって日本代表として団体で銅メダルをとりましたが、彼女に対してネット上で、両国のネット馬鹿から中傷をうけているようです。先日の新聞の投書欄で14歳の中学生が、そのような「心ない言葉で批判」するようなことに心を痛める旨の投書が載っていましたが、それが健全でまっとうな感性でしょう。また今回の韓国のサッカー・チームのフィジカルコーチとして日本人が入っているという話は楽しい話です。ホン・ミョンボ監督は、選手時代は大好きな選手(日本にとっては強力なライバルでしたが)でした。
小さな島をめぐって、馬鹿なけんかをしている、阿呆でおろかな者どもを笑い飛ばすようなオリンピックとオリンピック中継にしてほしいものですね。
この夏もこれからアメリカに調査で行ってきます。 2012.8.12記
最近、「隣る人」という映画を見ました。児童擁護施設の日常を撮ったドキュメンタリーです。上映しているのは、東京・東中野の“ポレポレ東中野”という映画館だけですが、6月末まで上映していますので、ぜひ一度、ご覧ください。
映画の感想をうまく表現できないのですが、心が干からびている人々が跋扈する日本社会のなかで、哀しさとつらさと、愛と温かさに満ちた人と人のつながりが…………。
この映画のチラシには、何人もの推薦文あるいは感想が書かれているのですが、どれもうまく表現しきれていないように思います。人間の心の奥深くにまで入っていったものは、人にはうまく表現できないので当たり前なのかもしれません。2012.5.26記2012年もはや2ヶ月がたとうとしています。ようやく今年度も終わりですが、最近の大学は春休みが非常に短くなり、あっという間に新学期が始まります。夏休みも教員にとっては正味1ヶ月ほどしかなく、研究をやらせない策謀としか思えません。
さてこの2月にも韓国に行ってきました。「平和の碑」に一日あけて行ったのですが、服装がずいぶん違っています。12月に行ったときは、控えめに帽子やマフラーなどだったのですが、いまは顔だけ出して、寒くないように全身を毛布やジャケットでくるんでいます。像ではなく、心と血の通った少女のように思い、世話をする人たちの気持ちが伝わってきます。
最近の日本の状況を見ていると、特に大阪の某市長の人権蹂躙のひどさに対して、あまりにも鈍感な市民の姿を見ていると、基本的人権とか、人の尊厳、もっとひらたく言えば、一人ひとりを人間として大切にすることが、これほどまでに軽視・無視されているのか、と思います。“公務員”やある種の人々を攻撃することによって、自分たちの首を絞めているにもかかわらず、そのことを嬉々として歓迎している有様は、何と言えばいいのでしょうか。経済経営の論理ではなく、人間の論理をどのようにして強めるのか…………。2012.2.24記
更新インフォメーション
2012.11.17 “論文のページ”に、“米軍基地の世界ネットワークのなかの日本沖縄”を掲載しました。
2012.8.12 巻頭にエッセイを、“論文のページ”に“沖縄戦 皇軍の思考 「県史 日本軍史料」を解く(2) 大本営・戦訓”と“インタビュー 『米軍基地の歴史』を著した林博史さんに聞く”を掲載しました。
2012.7.10 私の著書『沖縄戦と民衆』について、1か所、訂正がありますので、同書をお持ちの方は訂正をお願いします。→こちら
2012.7.1 このホームページのアドレスを正式に引越ししました。
2012.5.26 巻頭に映画「隣る人」について、“論文のページ”に“文献紹介 『東京裁判ー性暴力関係資料』”を掲載しました。
2012.4.15 “論文のページ”に“マニラ戦とベイビューホテル事件”を掲載しました。
2012.2.24 巻頭にエッセイを掲載しました。
2011.12.28 巻頭にエッセイ、「私の本や論文の一覧」に新刊書『米軍基地の歴史』の「あとがき」を掲載しました。
⇒これまでの更新の履歴
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私の基本的なスタンス last update 2003.10.30
私の研究・発言の基本的な姿勢について、なぜこうした問題に取り組むのかについて書いています。私の本や論文の一覧 last update 2012.11.17
これまで書いた本や論文、新聞記事の一覧を載せています。単行本については、その内容をかんたんに紹介しています。
論文のページ last update 2012.11.17
私の書いたいくつかの論文や講演録の全文(または抄録)を掲載しています。日本軍「慰安婦」、沖縄戦、アジア太平洋戦争、その他。English My Articles in English last update 2009.5.26
英語で書いた論文やエッセイを掲載しています。Essay(少しまじめなエッセイ)+巻頭エッセイ(過去掲載分) last update 2012.5.26
現代史や現在の日本に関わるような問題についての私の短いエッセイです。
巻頭エッセイの過去の分もここに入れてあります。
Essay(趣味のエッセイ) last update 2012.4.15
息抜きのための趣味のエッセイです。サッカーや音楽、ミュージカル・演劇、その他。
私の選んだ世界ベスト・イレブン
本やビデオの紹介 last update2010.9.13
私が読んだ(見た)本やビデオなどを紹介するページです。
日本の戦争責任資料センター
このホームページにも深く関わりがある、日本の戦争責任資料センターに関するページです。
自己紹介 last update 2007.7.3
このホームページを開いている林博史の自己紹介です。
Annex別館 Annexには次の二つのコーナーがあります。
関東学院大学林研究室 ゼミや講義など学生院生用のコーナー。このコーナーは更新インフォメーションに記載されていなくても随時更新しています。
現代史ギャラリー これまでに撮った現代史に関わる写真(沖縄、マレー半島の華僑粛清・慰安所、ナチ強制収容所など)を掲載しています。
→Annex別館入口(現在のウェッブサイトを離れます)
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「日本軍「慰安婦」問題に関する日韓交渉/仲裁を前進させる国際シンポジウム」
主催 日本の戦争責任資料センター2012年9月22日(土)(13:30開場) 14:00〜19:00
東京・星陵会館ホール
「日韓両政府は「慰安婦」問題についてどのような交渉を今なすべきか」―国際法の視点から考える―【提案者】 ウスティニア・ドルゴポル(オーストラリア・フリンダース大学国際法准教授)
阿部 浩己 (日本・神奈川大学教授)
趙 時顯 (韓国・建国大学法学部教授)
【コーディネーター】 戸塚悦朗(龍谷大学元教授)
【参加費】 一般:1000円 会員(一般・シルバー・学生):800円 維持会員:無料
【通 訳】 日・韓・英語の逐語通訳
【参加者】 日韓の国会議員、法律家、歴史研究者、市民団体(発言可)
シンガポール華僑粛清検問場所地図
2007年6月に出た私の本『シンガポール華僑粛清』(高文研)に掲載できなかった、検問場所の詳細な地図10点をここからダウンロードできるようにしました。pdfファイルです。現場に行ってみようという方のために作りましたので、ご活用ください。 ここからダウンロードしてください。
2007.6.21新しいファイルをアップしました。
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連絡先 236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1 関東学院大学経済学部 林博史
Tel 045-786-7064(研究室直通) 045-781-2001(代表)このサイトは、Internet Explorer 4.0 ならびに Netscape Communicator 4.5 で動作を確認しています。このホームページの作成にあたって、次のHPより素材を利用させていただきました。記してお礼申し上げます。
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