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'12/11/23

白島―江波に路面電車検討



 広島電鉄(広島市中区)は、広島市中心部を走る白島線の路面電車を江波線に乗り入れる検討を始めた。来年2月から、3両編成の新しい超低床車両を白島線で運行するのに合わせて実施を目指す。

 白島線はこれまで白島―八丁堀間の1・2キロを往復してきた。計画では、ラッシュ時を除き1日3〜4往復、白島―江波間で運行する。実現すれば、乗り換えなしで白島から紙屋町方面へ行けるようになる。

 現在、県警など関係機関との調整を進めている。電車が八丁堀交差点を右折する際の安全性などを確認した上で実施する。

 新車両は、05年から運行している5両編成の超低床車両「グリーンムーバーマックス」より11・4メートル短い18・6メートルの3両編成。これまで超低床車両を運行していない白島線と横川駅―江波間で、来年2月からワンマンで運行する。23日にある「電車開業100周年記念祭」で越智秀信社長が新車両について公表する。

 広電は、今後15年で超低床車両を40編成購入する計画。高齢者やベビーカーでも乗り降りしやすい電車を目指す。

【写真説明】2月から白島線などで運行する超低床車両のイメージ図




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