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福島・双葉町に選挙事務の職員派遣へ11月22日 14時57分
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原発事故のため、役場の機能ごと埼玉県加須市に避難している福島県双葉町が、来月16日の衆議院選挙の準備で深刻な人手不足となっているため、加須市は選挙事務に当たる応援の職員を派遣することを決めました。
双葉町は、福島第一原発の事故のあと役場の機能ごと埼玉県加須市に避難している一方、およそ5500人の有権者は福島県内をはじめ、全国40の都道府県に分散して避難生活を続けています。
町の選挙管理委員会には担当者が2人しかおらず、来月16日の衆議院選挙を前に投票所の設置や福島県内の仮設住宅で行う期日前投票の準備、それに全国の有権者への文書の発送など、膨大な作業に対して人手不足が深刻な課題となっています。
このため避難を受け入れている加須市は、双葉町に対し、選挙事務に当たる応援の職員を派遣することを決めました。
応援は22日から来月13日までの間の11日間で、1日当たり3人から5人の職員を派遣し、不在者投票についての文書の発送などに当たるということです。
加須市は「急な選挙で加須市としても大変だが、双葉町はもっと大変な状況です。避難者がいるかぎり最大限支援していきたい」と話しています。
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