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【被災地から】震災のがれき大阪港に

11/22 12:40

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大阪府と市が受け入れを決めた東日本大震災の「がれき」が、大阪港に到着しました。

コンテナ10個に密封された岩手県の震災「がれき」100トンを積んだ船が、22日大阪港に到着し、積み下ろし作業が行われました。「がれき」は舞洲の清掃工場で焼却され、焼却灰は北港処分地に埋め立てられる予定です。受け入れについては、「放射性物質の拡散の恐れがある」として住民から根強い反対もあります。積み下ろし作業の現場近くでは、フェンスを乗り越え敷地内に入った30代とみられる男が逮捕されました。大阪府の担当者は、「安全なものであるということを、我々としては積極的に説明をしていきたいというふうに思っている」「(被災地の復興に)少しでもお役に立てればという思いでございます」と話しています。大阪府と市は、試験焼却で安全性を確認した上で、来年度中にあわせて3万6000トンを受け入れる方針です。

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