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首相 太陽光発電所などを視察
11月23日 12時18分

野田総理大臣は、川崎市にある太陽光発電所と風力発電所を視察し、去年の原発事故を教訓に、2030年代に原発稼働ゼロを可能とするため、再生可能エネルギーの推進に取り組む考えを強調しました。

野田総理大臣は23日午前、川崎市川崎区の臨海部にある太陽光発電所と風力発電所を視察しました。
このうち、去年12月に運転を開始した扇島太陽光発電所は、年間の発電量が一般家庭およそ3800軒分の電気の消費量を賄える、太陽光発電では国内最大級の発電所です。
野田総理大臣は担当者から、太陽光発電は時間帯や天気によって発電量が変わることや発電のための費用など、普及に向けた課題について説明を受けました。
視察のあと、野田総理大臣は記者団に対し、「原発事故が起こって以来、これからのエネルギー政策の方向性をどうするかは、国民的関心事だ。われわれは2030年代に原発稼働ゼロという大きな目標を掲げていて、その方向で着実に施策を推進していきたい。原発稼働ゼロを目指すカギとなる再生可能エネルギーが大々的に普及するよう、スタートさせなければいけない」と述べ、再生可能エネルギーの推進に取り組む考えを強調しました。

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