(画像:Mirrorより)
裁判官は、窃盗の罪を犯した10代の少年に判決を言い渡した―
部屋の掃除と皿洗いの刑!これは決して、子供の「ごっこ遊び」の裁判で下された判決ではなく、イングランド南西部のブリストル裁判所で実際に下された判決だ。
ジェイミー・フルーム君(18)は、2件の窃盗の罪を認め、両親の家事を手伝うことに同意し、刑務所行きを免れた。
デビッド・ティスハースト裁判長は、彼に次のように言い渡した。
「
毎日自分のベッドを自分で整え、家族の食器を洗い、お父さんとお母さんを尊敬しなさい。」
もし、ジェイミー少年が、これを破った場合には、刑務所に入れられる。
とても寛大で粋な判決に、5歳の子を持つ女性も、
「裁判長が言ったことは、とても良いことだと思うわ。とても良い判決よ。」と大絶賛している。
だが、当の本人は、昨日、この優しい判決に不平をこぼしていた。
「部屋をきれいにするか、刑務所に行くかなんて、ちょっと厳しいと思うよ。まあ、きちんと掃除はするけどね。」
この判決に込められた裁判長の優しさに気づいていないのか、ちょっと素直じゃないだけなのか…でも、両親の家事を手伝うことで、どれだけ両親が彼のことを大切に思っているか、普通に生活することがどれだけ大変で、価値あることかを感じることが出来るのではないだろうか。
ちょっと悪ぶった彼が、部屋の掃除をしたり、皿を洗ったりしている姿を想像すると、そのギャップに思わず笑みがもれてしまうくらい、とても微笑ましい光景だ。
これを期に、彼が更生することを期待したい。
【記事:りょーこ】
参照元:
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