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【プロ野球】

大谷、ハム入り前進!? 栗山監督に“会いたい” 26日に交渉

2012年11月22日 紙面から

 日本ハムは21日、ドラフト会議で1位指名した花巻東高・大谷翔平投手(18)との入団交渉を26日に岩手県奥州市内で行うと発表した。交渉には栗山英樹監督(52)が初めて出席するが、これは大谷本人が希望。指揮官の直接出馬が実現したことで、獲得に向け大きく前進したといえそうだ。

 栗山監督の熱意が事態を動かした。これまで、「今すぐでも、会いに行く」と不退転の決意を示してきた。その思いが、かたくなだった大谷の心を動かした。鎌ケ谷で報道対応した吉村浩・チーム統括本部長によると、大谷側から球団に「聞いてみたいことがある」と出馬を要請。資料にも目を通し、10月21日にメジャー挑戦を表明した時とは違う情報を理解したという連絡も入っている。

 ついに実現した直接交渉。評論家時代にも大谷を取材した経験がある栗山監督はその席で熱意をぶつける。この日、プロ野球コンベンションに出席した後には「もしかしたらこれがオレの一番大きな使命。一緒にやりたいという思いを伝えたい」と意気込みを表明。プレゼントまで用意する熱の入れよう。もちろん、プロの厳しさも話すつもりで、「18歳の真っ白な心に、オレが思っていることが伝わるかは分からない」とも話す。しかし、球界全体のため大谷を口説き落とす決意。「どうしてもやらないといけない。そういう思いで向き合いたい」と語る。これまで山田正雄GMらが本人と2度、会談しているが、栗山監督の直接出馬で一気に勝負をかける。 (川越亮太)

 

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