爆笑問題　２人とも来月１８日手術　復帰会見の田中裕二、まだ入院中

　ウイルス感染により肝機能障害を併発し、１３日に緊急入院したお笑いコンビ、爆笑問題の田中裕二（４７）が２２日、東京・赤坂のテレビ朝日アーク放送センターで復帰会見を行った。

　「扁桃腺（へんとうせん）が腫れたまま」と話す田中は、１２月にへんとうの手術をするという。田中はまた、相方の太田光（４７）も声帯ポリープの手術を予定していると明かしたうえで、「１２月１８日、２人そろって同じ病院でノドをダブル手術します！」と宣言した。

　この日、レギュラー番組の収録前に会見した田中は、実はまだ退院が認められておらず、「退院は来週になりそう」という。

　今回の伝染性単核球症について「ほとんどの皆さん、小さいころにやってるんですよ。子どものときは、かかっても風邪くらい。大人になってからだと大変なんです。抗生物質もきかず、特効薬もない。休養をとるしか手がない」と説明。

　「扁桃腺、リンパ腺が腫れ、最初の５日はだるさと熱、痛さでゼイゼイ息してるだけ。何も考えられず、ほとんど食べられなかった。ハーゲンダッツを生まれて初めて残した。１０日間ずっと寝てたのも初めてのこと」と病床での苦しかった経験を振り返った。

　「別名“キス病”ともいわれるけど、だれかとキスしてうつったの？」と報道陣から突っ込まれると、現在独身の田中は「俺ここんとこ心当たりないから。そういうのはオリラジ藤森にきいて」と苦笑。「会話しててもうつりますよ。どこで、どううつったか見当もつかない」と話した。

　田中によると、相方の太田は、心配した様子で一度見舞いに来てくれたという。太田は今回、田中がキャスターを務めるＴＢＳ系スポーツニュース番組「Ｓ☆１」などで田中の代役を務めた。

　会見の最後、「ご心配、ご迷惑をおかけしました」と頭を下げた田中。ラジオも含め、約１０本のレギュラーを抱える田中は、退院はまだとはいえ、「仕事は休まずやります！」と強調していた。