「砲外弾道学」とは


砲外弾道学とは、弾丸が砲口を離れてから弾着するまでの間の、次の事項を究明して、弾丸の空中における飛行経路を解明するものです。

  ア. 空気抵抗
  イ. 重力の影響
  ウ. 弾丸の旋転、砲身の運動、及び風の影響
  エ. 弾丸の飛行状態

上記の項目の究明から、弾道諸元に関する基本式を設定し、これによって射表を作成することにより、実際の射撃における射撃諸元の決定に役立たせることができます。



(注) : 「砲外」という用語の「砲」の字は、正しくは「月」偏に「唐」と書いて「とう」と読む文字ですが、常用漢字表にも常用フォントにもありませんので、全て「砲」で代用しています。



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最終更新 : 10/Jun/2006