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かやぶき民家の土壁づくり体験
11月19日 10時0分

かやぶき民家の土壁づくり体験
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首都圏に住む人たちが茨城県つくば市のかやぶき屋根の民家の土壁づくりを体験する催しが開かれました。

この体験教室は、筑波山のふもとの地域に伝わる「筑波流」とよばれる伝統的なかやぶき屋根の民家の建設に取り組む市民グループが18日に開きました。
東京や神奈川などからおよそ50人が参加し、市民グループが現在建設中の民家の土壁づくりに挑戦しました。
まず、地元でとれた土に細かくちぎった稲わらをミキサーで混ぜ合わせ、足で踏んでこねていきました。
そして畳一畳ほどの壁のスペースに、格子状に竹を組んで土壁の下地を作っていきました。
このあと土を最初に塗りつける「荒壁」と呼ばれる工程に挑戦し、参加者は慣れない手つきでこてに盛った土を壁に塗り込んでいました。
神奈川県から参加した10歳の男の子は、「初めての体験だったので難しかったです」と話していました。
また母親は、「めったにできない作業を子どもに体験させることができてよかったです」と話していました。
市民グループは、今月23日にも土壁づくりの体験教室を開くということです。

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