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石巻の仮設商店街で1周年祭11月18日 17時13分
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東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市の沿岸部に仮設の商店街がオープンして1年になることから18日、記念の祭りが開かれました。
石巻市雄勝町の「おがつ店こ屋街」で開かれた祭りでは、町の復興を支えてきたボランティアたちががれきで作ったみこしを担いで練り歩き、会場を盛り上げました。
会場には、ホタテなどの特産品や、手作りのアクセサリーなどが並び、漁網で編んだミサンガや特産の雄勝石で作ったペンダントなどが人気を集めていました。
雄勝町は中心部が津波で壊滅的な被害を受けたうえ、その後の住民の流出で人口が大幅に減っていて、仮設商店街では町外の客に来てもらうだけでなく、地元を離れた人が再び集まる場にしたいとしています。
祭りの実行委員会の高橋頼雄さんは、「今は離れて暮らしていても、ここが唯一の故郷です。絆を保つ場として今後も続けられるよう努力していきたい」と話していました。
また、18日は牡鹿半島の仮設の商店街でもオープン1年を記念する祭りが開かれ、大勢の家族連れが楽しんだということです。
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