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保護された人質は客の女性 けがなし
11月22日 22時38分

保護された人質は客の女性 けがなし

22日午後、愛知県豊川市にある信用金庫の支店に刃物を持った男が押し入り、客と職員の合わせて5人を人質に取って立てこもった事件で、午後9時半すぎ、人質のうち客の女性1人が警察に保護されました。
支店内では、まだ4人が人質に取られていて、警察は引き続き男の説得を試みています。

22日午後2時20分ごろ、愛知県豊川市蔵子6丁目の豊川信用金庫蔵子支店に男が押し入ったと信用金庫から通報がありました。
警察によりますと、男は支店の入り口近くにあるATM=現金自動預け払い機の付近で女性客に刃渡り10センチほどのサバイバルナイフを突きつけ、職員に「シャッターを閉めろ」要求したということです。
当時、支店内には客2人と職員9人の合わせて11人がいましたが、男が、このうち男性客1人を含む6人を店の外に出させたということです。
そのうえで残った女性客1人と職員4人の合わせて5人を人質に取って立てこもりました。
警察によりますと、人質の5人は、豊川市の48歳の客の女性と、支店次長の加藤賢吾さん(41)、それに女性職員3人で、このうち客の女性は午後9時半すぎに支店の通用口から出て警察に保護されました。
警察によりますと、女性にけがはないということです。
女性は水色の上着を肩に羽織っていて、支店の敷地を出る辺りで警察官とみられる男性に保護され、しっかりとした足取りで現場を離れました。
警察官とみられる男性は、数個の弁当のようなものが入った袋を手に持っていて、女性と離れたあと、駆け足で支店の通用口に向かってドアの外に2つの袋を置き、この直後、通用口のドアが開き、懐中電灯を持った人物が袋を中に運び込みました。
支店内では、まだ4人が人質に取られていて、警察は支店次長を通じて引き続き男の説得を試みています。

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