2012.11.22 15:57

相撲協会側、元琴光喜に和解案を提示

 野球賭博に関与したとして2010年7月に日本相撲協会を解雇された元大関琴光喜の田宮啓司氏が、処分を不服として大関としての地位確認を求めた訴訟の弁論準備手続きが22日、東京地裁であり、協会側が和解案を提示した。

 和解金額などは不明だが、田宮氏の代理人弁護士は「好条件が出され、裁判所も評価していた。ただ、田宮氏は金ではなく協会への復帰を強く求めている」と話した。

 来月21日に口頭弁論が開かれる。(共同)