維新:「脱原発依存」公約に盛り込み検討
毎日新聞 2012年11月22日 22時23分(最終更新 11月22日 22時44分)
日本維新の会は22日、浅田均政調会長(大阪府議会議長)と旧太陽の党の片山虎之助参院議員が国会内で協議し、衆院選公約に17日の基本政策から抜け落ちた「脱原発依存」を盛り込む方向で検討に入った。ただ旧太陽側はなお慎重姿勢を示しており、実現は不透明だ。
基本政策に維新が主張してきた「原発ゼロ」が明記されなかったことに批判が相次いだため、修正を図った。
ただ、旧太陽側は、原発や再生可能エネルギーを含んだ電源構成の「エネルギーのベストミックス」を基本とするよう求めている。
公約では「消費税の地方税化」など基本政策の項目を大筋で踏襲。維新八策で「禁止」と明記した企業・団体献金は、一定期間容認する「経過措置」の中身をさらに検討することとなった。【坂口裕彦】