'12/11/22
広島市立4病院、独法化へ
広島市は21日、市立5病院のうち安芸市民病院(安芸区)を除く4病院を、市の直営から地方独立行政法人に移行する方針を固めた。本年度中に決定し、早ければ2014年度の移行を目指す。
中区で21日あった市立病院の経営改善に関する検討委員会で、市が独法化を盛り込んだ最終報告案を示し、了承された。
4病院は、広島市民病院(中区)安佐市民病院(安佐北区)舟入病院(中区)市総合リハビリテーションセンター(安佐南区)。安芸市民病院は市医師会が15年度まで指定管理者で、期間終了に合わせ方針を決める。
最終報告は、独法化のメリットを「病院間で連携し補い合うことで、より充実した医療を提供できる」と強調。具体例に治療からリハビリまで一貫した医療サービスの提供、小児救急のある舟入病院への他病院からの医師派遣などを挙げる。
定数に縛られず医師や看護師を必要に応じて採用でき、給与が柔軟に設定できる利点も掲げる。
一方、広島市市民病院職員労働組合は「独法化で採算性を重視するあまり、自治体病院の役割が果たせなくなる」と反対している。