中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

オカダが棚橋に上から目線

2012年11月21日 紙面から

◇新日本プロレス ワールド・タッグリーグ

オカダ・カズチカ(右)は、トップロープに登った棚橋弘至を攻める=東京ドームシティホールで

写真

 ▽開幕戦▽14チーム▽20日▽東京ドームシティホール▽観衆1900人

 新日本の実力ナンバーワンタッグチームを決めるリーグ戦が開幕した。今大会の台風の目、オカダ・カズチカ(25)&YOSHI−HASHI(30)組が棚橋弘至(36)&キャプテン・ニュージャパン組を一蹴。V戦線に名乗りを上げた。大会は2ブロックに分かれてリーグ戦を行い、各上位2チームが12月2日の名古屋大会(愛知県体育館)での決勝トーナメントに進む。

 オカダは大柄なキャプテンを11分10秒、ドロップキックからレインメーカー(至近距離ラリアット)でなぎ倒し、絶好のスタート。YOSHI−HASHIとは同じ愛知県出身とあって、息もぴったりだ。

 オカダは年明け1月4日の東京ドーム大会のメーンで、棚橋の持つIWGPヘビー級王座に挑戦が決まっている。この日はその前哨戦の意味合いもあったが、その棚橋にも豪快なドロップキックを決めるなど、やりたい放題。「楽しいね。棚橋はあんなものか。もっとしっかりしてくれよ」と、完全に見下ろしていた。YOSHI−HASHIも「もっと手応えのあるチームだと思っていたのに」と不敵な言葉。その目はすでに、地元で行われる決勝トーナメントに向いている。

 一方、岐阜県大垣市生まれの棚橋にとっても、名古屋は準地元だけに、簡単には引き下がれない。「絶対にこれから巻き返す」と、気落ちはなかった。

  (門馬忠雄)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ