円グラフで内訳を表示するには

グラフの種類の中に「補助円グラフ付き円グラフ」というのがあります。

↓のようなグラフです。
一項目の内訳を別の円グラフに表示したい場合に便利です。

元データは↓のようになっています。
九州地区の内訳は別表に作成されています。


グラフの元データを選択します。
Ctrlキーを使って、上の表と下の表のデータ範囲を選択します。
この時、内訳を表示する「九州地区」は選択しません。

「挿入」タブをクリックして「補助円グラフ付き円グラフ」を選択します。

「グラフツール」の「デザイン」タブから「レイアウト5」を選択します。


補助円のほうに4つの要素しかありませんので、修正します。
円グラフを選択して右クリックします。
「データ系列の書式設定」をクリックします。


「データ系列の書式設定」ダイアログボックスから「補助プロットに含む値の個数」を「7」にします。


↓のように補助円に九州7県が表示されるようになりました。


「その他」の文字列を選択して、「九州地区」と書き換えます。
「その他」の文字列を選択するには、「その他」を2回クリックするといいです。

数値の低い要素を「その他」として補助円に表示することもできます。
補助円グラフ付き円グラフを参照してください。