【ソウル聯合ニュース】サムスン電子の申宗均（シン・ジョンギュン）ＩＴ・モバイル担当社長が、同社と米アップルの特許をめぐる訴訟に強い自信を示した。
申社長は２１日、ソウル本社で報道陣に対し「（訴訟の過程で）わが社の通信特許がなければ、携帯電話の生産が不可能だという事実が認められるだろう」と述べた。
訴訟の結果についても「真実は明らかになる。難しいが正しい方向に向かうだろう」と述べ、勝訴に自信をのぞかせた。
米国際貿易委員会（ＩＴＣ）が先ごろ、サムスン側に不利な仮決定を見直す方針を決めたことについては、サムスン電子の法務チームが持続的に仮決定見直しを求めたと伝えた。
ただ、アップルと訴訟合戦を繰り広げていた台湾の電子機器大手ＨＴＣのように和解する意向があるかとの質問が出ると、１４日に「アップルと交渉する意思が全くない」と発言したことを意識してか、「現在協議中の内容がないという意味だった」と述べた。