|
芸は身を助監督?
助監督の「内トラ」やスタンドインは、面白おかしく語られることも多いのですが、実際にはこのように、「役者さんにはさせられないほど過酷だが、スタントマンにお願いするほど技術は必要ない」ような汚れ役がほとんど。
でも、さすがに演出意図を把握しているだけあり、並の役者さんよりも達者だったりして、監督もついつい助監督を指名してしまうのです。 たとえば劇場版、ハンバーガーをゴミに出す店員役(それを紗綾香がくすねる)を、サード・柴崎氏がつとめましたが、彼は劇場版の担当ではないにもかかわらず、わざわざスケジュールを調整してまでの田崎監督のご指名。いかに、監督と助監督が、信頼の絆で結ばれているかを示すエピソード。 演出部はビッグウェイブ
柴崎氏らに救出された後、友井さんいわく、「やはり河口だと、同じ川でも浮力が強いんですよね。腹に力を入れないと、キレイに体が沈まない……」とのこと。
と、友井さんっ、発言が完全に「水落ちのプロ」と化してますっ。最後の最後までゴメンなさい。 でも助監督のお仕事は、本当はもっと分かりにくいものだったりするのです……というわけで、さらにディープな後編につづく!
[演出部・後編]
|