サムスン電子社長、アップルとの訴訟に自信

 サムスン電子の申宗均(シン・ジョンギュン)社長は21日、ソウル市内の社屋でサムスングループ社長団会議に出席後、記者団の質問に答え、米アップルとの特許訴訟について「(訴訟過程で)われわれの通信特許なくして携帯電話を生産できないという事実が認められるだろう」と述べた。また、特許訴訟の結果についても「真実は明らかになるはずであり、困難だが好ましい方向へと進むだろう」と自信を示した。

 申社長はまた、米国際貿易委員会(ITC)が当初サムスンに不利な形で示された仮決定の再審理を決定したことに関連し「法務担当者が持続的に対応してきた」と述べた。

 台湾のスマートフォン(多機能携帯電話端末)大手、宏達国際電子(HTC)と同様、アップルと和解する用意はあるかとの質問には「協議を行ってはいない」と答えた。

 申社長は米国の電子製品見本市CESで「ギャラクシー」シリーズの新製品が発表されるといううわさについては「秘密だ」とだけ答えた。

卓相勲(タク・サンフン)記者
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