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去年１０月、大阪府貝塚市でいじめを苦に自殺したとみられる少年に対し、ひったくりをさせていた疑いが強まったとして大阪府警は、元同級生らを２２日にも書類送検する方針です。

当時高校１年だった川岸朋之さんは去年１０月、中学時代の元同級生らから現金を要求されていたことを示唆する内容の遺書を携帯電話に残し、自殺しました。警察のその後の捜査で、２００９年１１月、元同級生（１８）が、川岸さんら２人に対し、泉佐野市内の路上で女性へのひったくりを命じ、果物が入った紙袋を盗んだ疑いが強まったということです。同級生らによりますと、川岸さんはトランプゲームで負けたことを理由に同級生らから金銭を脅し取られていました。川岸さんを知る男性は、「お前負けてるんやからひったくりでもなんでもせえって感じでした」と話しています。元同級生らは容疑を認めていて、警察は２２日にも窃盗の疑いで書類送検する方針です。