担任の体罰受けた児童へ和解金 230万円、不登校がちに山形県米沢市教育委員会は20日、2010年に市立小学校で40代男性の担任教諭から体罰を受け、不登校がちになった当時5年の男子児童に対し、慰謝料などの和解金230万円を支払うと発表した。 市教委によると、男性教諭は10年10月、算数など2回の授業中に学習に集中していなかったとして児童の頭を手でたたいた。その後、児童は学校を休みがちになり、心療内科で心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。児童は同年4月に転入してきたばかりだった。 市教委は同年12月に「行きすぎた指導があった」と教諭を口頭訓告とした。 【共同通信】
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