2011年08月16日

■EM菌は放射能除染の特効薬になるか!?

EM菌比嘉教授講演会

去る8/6(土)、EM菌の発明者である琉球大学教授・比嘉輝夫農学博士の講演会に行ってきました。

私はEM菌については代議士秘書時代に「地球を救う大変革」という本で知り、かねて興味を温めていました。もともとEM菌は土壌や河川などの水質浄化に優れた効果をもたらす天然の微生物群で、自然のものなので散布しても全く無害であり、バイオテクノロジーの最先端技術であると期待していたものです()

その後、EM菌は放射能除染作用もあることが分かり、先の定例議会でも校庭土壌の除染のためにEM菌を散布したらどうかと提案をしました(※「清瀬の土壌浄化に“菜の花”を咲かせよう!!」)。

この度、清瀬市の新市長となられた渋谷市長も、EM菌については深い造詣をお持ちで、6月定例議会での所信表明でも触れられたほどです()。

そうしたことから、今回清瀬市が主催となり、比嘉教授の講演会となりました。

先述しましたように、そもそもは土壌や水質浄化、また有機堆肥を作るために優れたものでしたが、今回の講演会では、その放射能除染効果が最大のテーマとなりました。

なぜEM菌が放射能除染に効果があるのか。その学術的な根拠については、勿論私には理解のおよぶところではありませんが、チェルノブイリでの除染実績、またベラルーシの子ども達の内部被曝値を低減させた実績(上写真はその説明で使ったグラフ)など、事実としてEM菌によって数値を下げた実績を示され、ただただ驚くばかりでした。

EM菌による放射能除染は、行政として取り上げるには、様々に検証も必要でしょう。しかしながら、個人としてやっていく分には誰に憚(はばか)ることもありませんし、放射能対策として何の対応策もない現状、多額のお金が係るわけではないこの試みに、逡巡(しゅんじゅん)している時間もありません。

私は、放射能除染について、その効果を実際に見たわけではありませんが、土壌浄化や河川浄化、また畜産農家における匂い除去や有機堆肥での実績は枚挙に暇がないほど、実際に目にしています。事実、東久留米では水質浄化にEM菌の散布を続けている知り合いのグループがあり、効果をあげていますし、清瀬市市内の畜産農家もEM菌を使って効果をあげています。

もとより、これらの優れたものを広める方法として、ネットワークビジネスを使っていないことも、私は心からホッとしています。私も今まで様々な革命的商品を人から紹介されましたが、そのほとんどがネットワークを利用した広報展開でした。確かにいい物もありましたが、その手法を使ってしまった時点で、私は残念な気持ちがしていました。

これらのことから、私はEM菌やそれの効果を謳う比嘉教授を疑うものではありません。

講演の中で比嘉教授は、誰でもが安心安全な環境作りができるよう、EM菌の簡単な作り方をもっと広めていきたいと述べられていました。

今後共、市民の健康に寄与し、安心安全な街づくりのため、EM菌の有効活用を探って参ります。

Posted by takosuzuki │ ■活動日誌/BLOG