教育フォーラム開催 日本資質表現教育協会

教育フォーラム開催 日本資質表現教育協会

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8月18日、東京・青山の国際連合大学国際会議場で一般社団法人日本資質表現教育協会(横山義幸会長)主催の教育フォーラムが開催された。
 このフォーラムは毎年、各分野で活躍中の講師を講演者として迎え開かれている。また、開催場所を国際連合大学とする意義として、この協会の主体活動である資質表現教育の普及が、健全で平和な社会への実現に貢献していくことを目的にしており、平和の象徴である国連旗のもとでの開催が、非常に重要であるとしている。
 今回のフォーラムのテーマは、「21世紀社会を拓く新しい教育実践 in 2011」。講演者には元警視庁警視監・田宮榮一氏、名桜大学教授・比嘉照夫氏が迎えられた。
 田宮氏は、「治安回復は健全な家庭の構築から」をテーマに、教育の原点は家庭にあると主張し、現代社会の問題点と解決の糸口をわかりやすく提案した。  
 続いて比嘉氏は、「環境を積極的に保全するシントロピーの法則」をテーマとし、自身の発明のEM菌の無限の可能性を提示、それにより環境がよくなり、生き物にも地球にもすべてのものに平和利用できると紹介した。
 また今回、特別講演として、この協会の後援団体であるエスピーシージャパンの第26代理事長・今村意仁氏の講演では、「SPC哲学の理解と実践の教育」をテーマとして損得・勝ち負け・不合理に負けない自分づくり」を説き、それに向けて、エスピーシージャパンの活動が進んでいるとし、またさらに推進するためには、他人を認める、そして自分を認めることの大切さを訴え、資質表現教育の担う重要性を訴えた。
 最後に、田口ヤス子氏協会副会長は、一人ひとりが自分の重要性を認識し「共によりよく生きる」ことをテーマに、美容業界のみならず一般社会への発信していくことより平和な意識を持つ社会の実現に貢献できると提言した。