【動画】4足歩行の原発作業ロボ、東芝が公開 |
【福山亜希】福島第一原発で作業するためのロボットを東芝が21日公開した。高さ約1メートル、足は約70センチあり、4本の足を巧みに動かして階段やがれきの上を進む。放射線量が高い原子炉付近の調査などに使う。
6台のカメラで周りを映し、無線LANを使って離れた場所から操作する。東電から要請があり次第、事故現場で使う。
この日は原子炉建屋の地下を再現したセットの階段を上って細い通路を歩いたりする姿を披露した。ただ、方向を変える途中で緊急停止し、そのまま公開が打ち切られるトラブルも起きた。担当者は「バランスを検知する装置の不具合。現場投入までに改善する」と話した。