厳寒の札幌、なかなか治らない風邪に悩まされながらも、毎朝晩の 「今季全プログラム+ロクサ25」の拝観は欠かさないワタクシでございます。 が なぜならば「讀賣新聞」に大ちゃんの記事「挑む」が掲載 普段、地方紙しか購読しておりませんので、通勤前に近所のコンビニでGet。 「ああっ 空いているバスの車内でしたら、後部座席にてスポーツ紙を平気で読めるヲタなワタクシ。 社食で「スポニチ」「日スポ」を広げるオンナはワタクシくらいでございます。 まして「讀賣」ぐらいでしたら堂々と広げたいところでございますが、超満員の車内では立っているのもやっと。 「早く走れ、とっとと走れ 会社につきまして、休憩室にダッシュ。 ようやく広げたそのページには・・。 かんわいい〜 しかも、カラーにするとは「讀賣」GJ 記事を拝読前にお写真で萌えてしまいました・・ なんとオシャレさんなのでございましょう。 お帽子もお洋服も、本当にステキ 後ろに見えているのはリュックでしょうか こなれた感じに履きこんだジーンズといい、 綺麗なブルーのニットの袖口から覗く白シャツといい、 ワタクシ、大ちゃんの着こなしが大好きでございます スーツをお召しになると「ピシッ 普段着の時には「ちょっと悪戯な」少年ぽさを漂わせる大ちゃん。 なんと申しましても「萌え袖」をお忘れにならないところ ポーズも本っ当に可愛い 「観客とのキャッチボールを心掛ける」お方はヲタを喜ばせることも大切にしていらっしゃいます。 お写真に「可愛い 身悶えるオバはんを同僚が怖いモノを見るように遠巻きに眺めておりました。 記事の内容はこれまでもあちこちで拝読してきましたものと大差ございませんでしたが、渡部様のお話がww。 以前、妄想小説「竹林の大ちゃん」でも書いてしまいましたが、初対面の印象に笑ってしまいます。 6年間の長きに渡り、影のように大ちゃんに寄り添い、 心身ともに支えてくださった渡部様の 「自分の体をよく知っている。さすがトップアスリートですね。」をとても嬉しく感じます。 大怪我、手術、リハビリ、復帰、そして苦悩の1年、現役続行、ボルト除去、再びリハビリと、他の選手の知らない苦しみを経験されたこと。 1からスケートを創り直そうと、まずご自分の肉体改造から始められたこと。 誰よりも大ちゃんをご存知の兄貴からこのお言葉がいただけたことは、今季の大ちゃんのコンディションが本当に良いのだと嬉しくなってしまいました もちろん、それは大ちゃんの節制と鍛錬があってこそ ソチまでの2年間もその後も、どんな小さな怪我もありませんように 先日の猛毒記事にたくさんのコメント、気持玉を頂戴いたしました 大輔至上主義、大輔偏愛主義のワタクシはともかく、他ブログを拝見いたしますと 「某選手の技術も、彼に振付けた振付師も立派」のご意見を散見いたします。 考え方は人それぞれでございます。 ワタクシの偏った見解だけを正しいとは思いません。 「選手が勝つように計算してプログラムを造ることは当然。」 「びっしりと繋ぎや要素を押し込んだプログラムを滑りこなす彼は素晴らしい。」 「過去の1部分だけを偏った見方で見て、八百長、不正があったと言う事はおかしい。」 最後の1行はともあれ、上の2行について、ワタクシは考えこんでしまいました。 ワタクシは大ちゃんのスケートを熱愛するあまり、目がおかしくなっているのだろうか。 それとも、感性が鈍くなってしまったのだろうか。 凄い技術を見て感動しないのはなぜだろうか。 考え続けて、今ようやく判ったことがございます。 「勝つことの意味」。 大ちゃんと某選手では、勝つことの意味が全く違うのではないか アスリートである以上、勝利することは大きな意味を持つでしょう。 けれど、NHK杯での「昨年は優勝していいのかと思いました。」、 全日本の後の「素直には喜べない」 大ちゃんにとって「勝つこと」はまずご自分の納得のいく演技が出来る事。 そして「僕がきっかけを作ってお客さんを乗せて、僕もお客さんに乗せられる。 そうやっていい演技ができて、観客の心をつかめた、と感じた瞬間の快感はたまらない」 音楽の一部になって、彼の感じた曲の「心」を観客に伝えたい。 「音を楽しむ」喜びを共有したい。 スケートをしたことの無い人にも、大ちゃんが音そのものから感じる「何か」は伝わります。 大ちゃんが滑った曲がお気に入りになってしまうのは、彼のパフォーマンスから「それまでその曲に抱いていたイメージ」が変わってしまうことが大きいと思います。 勝利することのみを追求するのであれば、機械的にレベルのとれる要素を詰め込めば良いだけのこと。 肉体的に有利な条件を持つ選手であれば、努力によって何個でもメダルを獲得できるでしょう。 ワタクシはカメ先生は「騎士道」の方だと思います。 何故、こんなことを言い出したかと言いますと、「ブルース」を選曲されたからでございます。 「お子様からお年寄りまで」知っている曲を使えば、試合では有利でございます。 「イントロではクワド。ここでスピン、そしてここでコレオ」とド素人のワタクシでも想像できる曲。 ジャッジも次に何をするか予想がしやすいので採点も楽でしょう。 観客も緊張することなく観戦ができます。 「ブルース」初演の際、たくさんの意見が交わされました。 EXや、アイスダンスなど、ほとんど、もしくはジャンプの入らないプログラムならまだしも、男子シングルの試合用にはふさわしくないのではとの声もございましたね。 「この曲嫌いだったけど、ダイスケの演技を観て好きになったわ。」そう言ったのはCBCのトレーシーでしたか。 「音楽を無視、観客を無視して、ジャッジを優先して良いのだろうか」 観客は演技だけでなく、「音楽も」聴いていること。 音楽と選手が一体となって繰り広げる「ドラマ」を観たいと望んでいること。 音楽の国イタリアのお生まれであるカメ先生は、そう考えていらっしゃるのではないでしょうか。 ただし 「ダイスケなら出来る」と選曲されたのは、彼の技術を信頼しているからこそ。 曲に助けられなくとも、自らの表現力で「全く新しいブルース」を観客に体感させることが出来る。 連勝中の某選手が「音無しでも問題ない」プログラムを滑るのであれば、 大ちゃんには「音を立体的に観せる」プログラムを創ってみせようではないか。 大ちゃんは音の具現者でいらっしゃいます。 彼の演技からは色や香りさえ感じられます。 そして「ブルース」は観るものの感性を刺激します。 唯一無二の選手にしかできないプログラムで、現在のフィギュア界に戦いを挑む。 「ブルース」はカメ先生の白手袋。優雅な「果たし状」だと思います。 ぎゃあぎゃあと声高に叫ぶのではなく、自らの剣で真っ向から勝負を挑む。 まさに騎士道そのものではございませんか そして、麗しい「器」である大ちゃんの音楽性の高さにあらためて敬服いたします 「体から音楽が流れ出るような動きができる」大ちゃんに これまでも「誰も真似できない振付け」をされた賢二先生も騎士、 いえ、侍でいらっしゃいますね 「八百長、不正」が全く無いスポーツの世界は誰しも理想とするところ。 ここではワタクシ個人の見解だけを述べさせていただきます。 過去の試合のアレコレはこの際関係ございません。 今季、GPFのFSで「トランジションに5.5点を出したジャッジ」が存在したこと。 3回ミス(しかもフェンスに激突も含む)した選手のPCS。 デーヲタならずとも首をかしげる出来事をスッキリと説明していただけたらと思います。 時々考えます。 大ちゃんにとって点数は意味のあることなのだろうかと。 負けず嫌いだからこそ、現役を続行されているとは思います。 勝負が楽しいからこそ、勝てる身体創りをされているのでしょう。 けれど、大ちゃんにとっては最大のライバルは「自分」なのでは 究極のスケーターになるために、理想のスケートを目指すために、プロではなく現役を続行されているのでは。 点数では表しきれない「観客とのキャッチボール」こそが彼のメダル。 大ちゃんの行きつく先を見届けたいと心から願います。 ステキなお言葉が、コメ主様の素晴らしいコメントにございました 「私には高橋大輔と『彼以外のスケーター』しか存在しません。」 男子シングル=大ちゃん。 ワタクシも激しく同意でございます。 唯一無二のスケーターを知ってしまいましたので「ヲタまっしぐら 明日の朝もコンビニに走ります。 挑み続けるスケーターに萌えながら、応援の炎を燃やします 大ちゃん、頑張れ |
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新聞を買いに走れる皆さんがうらやましいです・・・。でも温かいブロガーさまの厚意で記事だけは拝見できました。既知のエピソードではありましたが、新しい視点で書かれていて楽しめましたね。「鏡ばっかり見ているやつ」というのが一般人にも知れ渡ってしまいますが、そうやって素顔も弱点もさらけ出してまっすぐに生きていくお方ですから、ますます好感度アップにつながるでしょう。 |
pom 2012/01/25 22:18 |
大ちゃんの高い技術力と豊かな表現力が音楽を奏でているといつも思っています。 |
あひるあひる 2012/01/26 00:08 |
かっし〜遅い時間にこんにちわ〜(笑)この何日間か考えていたのですが、私はフィギュアスケートが好きなのではなく、高橋大輔が好きなのだということが今更ですが良く分かりました。これからも大輔さんを応援するためにスケートを見たいと思います!私はやはり他の選手がどんなに素晴らしい演技や、ノーミスの滑りをしても感動出来ません。なので本当はスケートがキライなのかもしれません。でも、それでいいと自分では思います。人それぞれなので感動するしないは個人差がありますし、どうしてもキライな人を好きになることは出来ません。人間ですから、キライな人の悪口も言ったりします。ダメ人間なんです……(>_<)かっし〜赤い雪降ったら気味悪いぞ〜(笑)想像してしまった。(;_;) |
みみぴたん 2012/01/26 01:45 |
私はPさんの演技を凄いとは |
小梅 2012/01/26 02:18 |
はじめまして。いつも楽しみに拝見しております。 |
こまち 2012/01/26 14:59 |
大ちゃんの演技から「色や香り」を感じるTakakoさんの感性が鈍っているなんて もちろんありえません! 逆に「音楽を消して見たらクラッシックもジャズも区別がつかない演技」を好きになれない私達でいようじゃありませんか! |
みどり子 2012/01/26 15:34 |
こんにちは。 |
mituki 2012/01/26 17:00 |
初めまして! |
shamrock 2012/01/26 19:25 |
Takakoさんの仰る通りですね。フィギュアは音楽を表現し観客に感動を伝えるスポーツなのです。音楽表現を無視した採点法はフィギュアを衰退させてしまうでしょう。 |
pororimama 2012/01/26 23:23 |
Takako様 |
とんとん 2012/01/26 23:44 |
pom様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/01/27 22:58 |
あひるあひる様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/01/27 23:11 |
みみぴたん様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/01/27 23:20 |
小梅様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/01/27 23:39 |
こまち様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/01/27 23:53 |
みどり子様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/01/28 00:05 |
mituki様、コメント誠にありがとうございます!讀賣でこんなにも良い記事が連載されていたのでございますね。 |
D-Love.Takako 2012/01/28 00:14 |
shamrock様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/01/28 00:25 |
pororimama様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/01/28 00:33 |
とんとん様、コメント誠にありがとうございます! |
D-Love.Takako 2012/01/28 00:49 |
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