♯02 プラス思考になるための名言たち
古今東西の偉人たちによる数々の名言を、“ワンポイントコーチング”とともに紹介する「名言から学ぶコーチング」。スランプ脱出のきっかけに、また“座右の銘探し”の参考にご活用下さい。
今回紹介するのは、“プラス思考になる”ための名言の数々。年末に向けて、いつも以上にタイトな日々がこれから続いていくと思いますが、偉大な先人の言葉を胸に秘めて、なんとか乗り切っていきましょう。
運のいい人というのは、考え方が前向きです。運の悪い人というのは、自分を棚に上げて人の批判ばかりしています。
稲盛和夫(京セラ創業者)
人の批判ではなく、自分がいま何をすべきかを考えていこう。批判ばかりしていれば、悪いことばかりに意識が行き、思考もマイナス傾向になる。自分ならどうするかをまず考えた上で、マイナス思考にならないように気をつけよう。
【ワンポイント コーチング】
いま批判していることを、あなた自身の提案に置き換えると、どうなりますか?
人の強みよりも弱みに目がいく者をマネージメントの地位につけてはならない。人のできることに目の向かない者は組織の精神を損なう。
ピーター・ドラッカー(経営学者)
マイナス面よりもプラスの面に目を向けなければ、成長することはできない。弱みや欠点は気になるかもしれないが、最低限許容できるレベルであれば、そこに意識を向けるより、伸びる可能性のある強みに目を向けよう。
【ワンポイント コーチング】
弱みより強みに目を向けることで、気持ちはどう変わりますか?
私は一ラウンドに、三つか四つのミスはするものと、あらかじめ覚悟をしている。それゆえに、ミスをしてもクサらないのだ。
ウォルター・ヘーゲン(プロゴルファー)
失敗したときでも乗り切れる、自分なりの考え方ができるようにしていこう。完璧を求めミスを絶対しないと考えるか、いかにミスを少なくして完璧に近づけるか、わずかの違いだが、自分が力を発揮しやすい考え方をしてみよう。
【ワンポイント コーチング】
減点主義と加点主義、どちらの考え方があなたにあっていますか?
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