現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 科学
  3. 記事
2012年11月20日16時49分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

ヒトの知性、6千年前ピーク? 米教授「狩りやめ低下」

 【中村浩彦】人類の知性は2千〜6千年前ごろをピークにゆっくりと低下し続けているかもしれない――。こんな説を米スタンフォード大のジェラルド・クラブトリー教授が米科学誌セルの関連誌に発表した。

 教授の論文によると、人類の知性の形成には2千〜5千という多数の遺伝子が関係しており、ランダムに起きる変異により、それらの遺伝子は、働きが低下する危険にさらされている。

 一瞬の判断の誤りが命取りになる狩猟採集生活を送っていたころは、知性や感情の安定性に優れた人が生き残りやすいという自然選択の結果、人類の知性は高まっていった。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

PR情報
検索フォーム

おすすめ

「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む、限りなく小さくて大きな物語。

ロケットと宇宙開発の歴史を写真とイラストでふりかえりながら、もう一度宇宙に思いをはせよう。

第一線の論客と朝日新聞の専門記者が、「タイムリーで分かりやすい解説」を提供。

第一線の論客と朝日新聞の専門記者が、「タイムリーで分かりやすい解説」を提供。

第一線の論客と朝日新聞の専門記者が、「タイムリーで分かりやすい解説」を提供。

カラー写真・図版を駆使して、難解な「小林・益川理論」をやさしく解説する


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞デジタル 天文部