現地からの情報によると、ツキノワグマたちは皆、送られたドングリを、本当においしそうに食べていたそうです。しかし、ヒグマたちは、一応ドングリを食べましたが、ツキノワグマほどには、好物とは思えなかったということです。
八幡平に残されたクマたちは現在、ヒグマだけになりました。ドングリやクリは、クマがいちいち皮を外して食べるため、皮がたまって配水管が詰まる原因となります。同牧場では今後の送付はご遠慮願いたいということです。
歓 迎する食料送付は、リンゴ、キャベツ、サツマイモ、ニンジンです。リンゴは、芯まで全て食べるので、配水管が詰まる心配はないということです。ジャガイモ は食べない。カキは与えたことがないからわからないが、もしヘタを残すようであれば、県職員のみなさんが、へたを切り取って与えてみたいということです。
主食には、クマペレットとドッグフードを与えているということでした。
八幡平クマ牧場では、今冬も、冬ごもりをさせない方針で対応するということでした。