ここから本文です
[PR] 

<東北大研究所火災>切断機の火花引火か…岐阜・飛騨

毎日新聞 11月21日(水)1時23分配信

<東北大研究所火災>切断機の火花引火か…岐阜・飛騨
拡大写真
火災があった東北大のニュートリノ科学研究センター(カムランド)の入り口=岐阜県飛騨市で2012年11月20日午後2時47分、本社ヘリから金澤稔撮影

 岐阜県飛騨市神岡町跡津川の東北大のニュートリノ科学研究センター(カムランド)で20日午前に発生した火災は、空気清浄機の解体作業中に切断機の火花が、配管内に残っていた冷却用メタノールに引火したことが原因とみられることが飛騨市消防本部などへの取材で分かった。

【ニュートリノ科学研究センター(カムランド)の内部】

 同本部とカムランドによると、メタノールの火が断熱材の発泡スチロールに燃え移ったという。電力と通信のケーブルが損傷し、施設は稼働を停止したが、施設自体の損傷はなかった。

 県警飛騨署によると、大学と鉱山の関係者ら計10人が手にやけどをしたり、のどの痛みなどを訴えたりして病院に運ばれたが、いずれも症状は軽いという。

 カムランドの古賀真之准教授は「お騒がせして申し訳ない。安全面を見直して、早期に観測を再開したい」と話した。

 カムランドは、ニュートリノなどの素粒子の研究のため地下約1000メートルの神岡鉱山坑道内に設置された大型観測装置。【加藤沙波、宮田正和】

最終更新:11月21日(水)10時24分

毎日新聞

 

この話題に関するブログ 1件

関連トピックス

主なニュースサイトで 火災 の記事を読む

PR

carview愛車無料査定
PR
ブログパーツ

国内トピックス

注目の情報


PR

注目の商品・サービス

PR