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できごと
高齢者施設で虐待か…顔にパンスト、AV放映 和歌山・高野町、改善計画提出を要請
利用者を殴るなどして刑事事件に発展するケースのほか、利用者の姿をインターネット上で公開したり、認知症の高齢者に対して幼児言葉を使ったりと、悪気はないものの不適切とみなされる行為も増えている。
体力的な負担などで職員の入れ替わりが激しい施設も多く、目標とする介護の方向性が共有できていないケースもあるという。
介護問題に詳しい関西国際大の山本秀樹准教授(高齢者福祉)は、今回のケースについて「認知症の場合は本人の意思の把握に慎重さが必要だ。利用者がどう思っているかについて、理解が不十分だったのでは」と指摘する。
和歌山県高齢者生活支援室は「閉鎖的な環境で誤った認識が職場風土として根付いてしまう場合もある。現場を離れた研修などで意識を改めてもらう必要がある」としている。
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