- [PR]
できごと
高齢者施設で虐待か…顔にパンスト、AV放映 和歌山・高野町、改善計画提出を要請
施設は取材に対し、パンストをかぶせた行為については「レクリエーションの一環で悪気はなかった」と説明。アダルトビデオについては「現物がなく、どのような内容だったのかわからない」としている。いずれの職員もすでに退職しているが、仮装イベント会場には現場責任者などもいたという。
高齢者虐待防止法では、これらの行為は身体的・性的虐待にあたる可能性がある。施設の責任者は「不適切かどうか見解の相違はあるが、第三者に誤解を招く行為はやめるよう指導した」と主張。町は「これくらいは問題ないという誤った判断が(行為を)エスカレートさせる可能性もあり、しっかり指導したい」としている。
4年で2倍増 グレーゾーンも
高齢者虐待防止法が施行された平成18年以降、介護施設での高齢者虐待認知件数は全国的に増加している。厚生労働省によると、全国の自治体が把握した介護職員による虐待は、18年度の54件に対し22年度は96件、通報件数も273件から506件と、それぞれ2倍近くに増加した。
(次ページ)赤ちゃんプレイも…「職員が辞めて不明」
関連ニュース
- [PR]
- [PR]