フジテレビ石本沙織アナ:「親類のお姉さんだと思って」 報道番組に悩んだ日も
2012年10月13日
フジテレビの石本沙織アナウンサー(32)が10月から同局の夕方のニュース番組「スーパーニュース」(毎週月〜金曜午後4時50分)にメーンキャスターとして出演している。「親類のお姉さんがニュースを読んでいると思ってもらえたらいいな」という石本アナに意気込みや報道番組への思いなどを聞いた。(毎日新聞デジタル)
スーパーニュースは、安藤優子さんを中心としたキャスター陣による2時間10分の報道番組。10月からメーンキャスターに石本アナと境鶴丸アナが加わった。
石本アナは11年4月から12年9月末まで週末のニュース番組「FNNスーパーニュースWEEKEND」を担当しており、平日のスーパーニュースは「背負うものが大きくなったという感じだった」という。安藤さんからキャスターの歓送迎会で「自由にやっていいよ」と声をかけられ、「肩の荷が下りた。私は自分らしくやっていいんだと思えた」と自信を持てたことを語る。
入社以来、情報番組やスポーツを中心に担当してきた石本アナは「WEEKEND」を担当することになった際、「私が報道? 私にニュースができるかなという感じだった」と振り返る。「(抑揚がついた)スポーツの読み方になってしまう」と発声に悩んでいたことを明かし、その壁は「めざましテレビ」のスポーツコーナーで一緒だった奥寺健アナからヒントを得て解決したという。抑揚を消して淡々とニュースを伝え、慣れたら自分らしさを出す手法で「WEEKENDで1年半やって、今ようやく自分を消してゼロにしてやっと慣れてきたところ」。今後は「安藤さんの隣で、技術や感覚、目線を勉強したいという気持ちがふつふつとわいている」と力を込めた。