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保管燃料、1日で高温に プール水喪失で東電試算


 東京電力は19日までに、福島第1原発3号機の使用済み燃料プールから冷却水がなくなった場合、最も過酷な条件では燃料被覆管の温度が、損傷が急激に進む約800度に1日程度で達するとの試算結果を、原子力規制委員会に報告した。

 東電は「消防車などにより1~6時間で燃料プールへ注水が可能で、時間的に十分余裕がある」としている。

 東電によると、空気の対流で燃料が冷却されないなど最悪の事態を想定して試算。3号機原子炉建屋周辺の放射線量は毎時2ミリシーベルト、敷地境界では0・003ミリシーベルト未満と評価した。

 3号機の使用済み燃料プールで9月、がれき撤去作業中に鉄骨が落下した問題を受け、規制委が東電にプール水が失われた場合の燃料の健全性を評価するよう指示していた。

 (共同通信)

2012/11/29 23:03

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コメント

記事の日付が「2012/11/29 23:03」とありますが、「2012/11/19」の間違いではないでしょうか。
ご確認ください。

投稿者 高橋克彦 : 2012年11月21日 10:09


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