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日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長(43)が19日、大阪府内4か所で衆院解散後初となる街頭演説を行った。JR吹田駅前では、大阪7区で民主党・藤村修官房長官(63)と激突する元OLの新人・上西小百合氏(29)の「街頭デビュー」をサポート。政治経験ゼロの女性候補だが、橋下氏は「こういう(フレッシュな)感覚の人も国政に送り出し、あとは僕に任せて」などと訴え、“橋下ガールズ”の大物食いに支援を呼び掛けた。
“ホーム”での街頭演説には、余裕さえ漂った。橋下氏の第一声は、維新の松浪健太副幹事長(41)の地元・大阪10区のJR高槻駅前。約3500人の聴衆を前に「都知事と(元)大阪府知事がタッグを組んだ。これは日本の政治史上初めてのことだ」と、太陽の党と合併後の石原慎太郎代表(80)との2トップ体制に胸を張った。
この日は府内4か所で、候補者の応援をスタートさせた。17日に発表した第1次公認候補は47人。そのうち、“橋下ガールズ”というべき女性候補は現在4人いるが、野田佳彦首相(55)の右腕・藤村官房長官への“刺客”として、政治経験ゼロの元OLが指名された。
戦場となる大阪7区のJR吹田駅前で、上西氏が初めての街頭演説。「日本にはもう既成政党に任せておく暇はない。維新であれば必ずや日本を変えることができる!」と訴えた。
新人候補だけに、途中で言葉に詰まるなど悪戦苦闘だったが、橋下氏は「まあ、愛きょうでお許しください。政治の玄人がやっても20年間、日本は何も変わって来なかった。こういう感覚の人も国政に送り出してですね、あとは僕に任せてください」とフォロー。フレッシュ感覚をアピールした。
学生時代から日本の将来を不安視していたという上西氏。橋下氏の知事、市長としての実行力に魅力を感じていたといい、新聞で見た維新政治塾の塾生募集の記事に「迷わず応募しました」。維新に“上納”する選挙資金の約300万円も自身の貯金で賄ったという。藤村氏との対決については「誰が相手とか関係なく、新人らしく、がむしゃらに意見を述べていきたい」と若さを前面に押し出す。
女性候補の“大物食い”といえば、2007年の参院選で「姫の虎退治」をキャッチフレーズに、当時の自民党幹事長・片山虎之助氏(77)を破った民主党(当時)の姫井由美子氏(53)が有名。2009年の前回の衆院選では、民主・田中美絵子氏(36)が石川2区で森喜朗元首相(75)を大いに苦しめたのも記憶に新しい。
維新関係者は大阪7区での出馬について「大阪府内で出たいという上西の気持ちを尊重したため。相手候補は関係ありません」と説明。維新は上西氏より1歳年下の宮原田綾香氏(28)も群馬4区で擁立予定。若さと橋下・石原の2枚看板人気で、国取りに打って出る。
(2012年11月20日06時02分 スポーツ報知)
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