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【プロ野球】イチロー&黒田がWBC正式辞退 浩二ジャパン 国内組だけで本番2012年11月20日 紙面から 純国産で最強チームをつくるしかない!! 日本野球機構(NPB)は19日、来春3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場を要請していたイチロー外野手(39)=ヤンキースからFA=と黒田博樹投手(37)=同=が日本代表入りを辞退したと発表した。国内組だけで臨むことになった侍ジャパンは、11月末に本番の出場登録枠である28選手を暫定的に選出し、これに5人を加えた33選手を12月初旬に発表し、来年2月の宮崎キャンプで最終登録の28人に絞り込む。 “メード・イン・ジャパン”で勝つ。メジャーリーガー全滅の事態が現実となったが、山本監督は動揺しなかった。イチローと黒田の出場辞退を受け、NPBを通じてコメントを発表。国内の精鋭で3連覇を目指す気持ちを新たにした。 「こういった形となり非常に残念。早い時期に結論が出てよかった面もあります。国内組でより一体感を強めて戦っていく気持ちが固まりました」。率直な感想とともに前を向く決意がにじみ出ていた。 こういう事態は実は織り込み済みだった。山本ジャパンのスタッフは“メジャー抜き”も想定。キューバとの国際親善試合2試合では、若い選手を多く集めて実戦での動きをじっくり見極めた。この結果も踏まえ、11月末にWBC主催者に28人を登録するが、来年2月の最終登録までに入れ替えは自由で、あくまでも暫定メンバー。これに、さらに5人を加えて、12月初めに発表する33人を宮崎キャンプで横一線で競わせる。 楽天・田中や広島・前田健らキューバ戦に出場しなかった選手も含めての激しい競争は、山本監督が最も望んでいることだ。この日、新千歳空港を出発前に、山本監督は「一緒にやって、そこで選ぶことになる。代表に入りたいという気持ちが伝わってくるやろ。チームの底上げになるし」と話した。故障や調整遅れなども考慮し、登録ぎりぎりまで選考を重ねて、ベストメンバーを決める。メジャー組がいないから…とは言わせない。純国産で編成した最強の侍ジャパンで、日本の底力を証明する。(川越亮太) PR情報
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