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【格闘技】

佐藤洋太がエキシビション

2012年11月20日 紙面から

エキシビションで、前川龍斗(左)とポーズをとる佐藤洋太

写真

 大みそかに東京・大田区総合体育館で2度目の防衛戦を行うWBC世界スーパーフライ級王者の佐藤洋太(28)=協栄=が19日、東京・後楽園ホールで、2回のエキシビションマッチを披露した。

 相手はジムの同僚で16歳の前川龍斗(協栄)。日本では17歳にならないとプロ資格が得られないため、すでにタイでプロデビューし、現在3戦3勝3KO。3月に佐藤の挑戦を受けるために来日した当時のWBC王者スリヤンのスパーリングパートナーを務めた。その際、果敢な攻めでスリヤンを本気にさせる大物ぶりを発揮した。

 そんなホープを、佐藤はいつものように変幻自在のボクシングで翻弄(ほんろう)。時にノーガード戦法を見せるなどのマジカルボックスぶり。すでにスパーリングは200ラウンドを超え、この日も11ラウンドやってきたというだけあって、動きはよかった。

 「大みそかに対戦する赤穂亮選手は21戦無敗の才能あふれる相手。でも、頑張ればなんとかなる。顔が怖いけれど、携帯電話の画像で毎日見てだいぶ慣れてきた。片方の目が二重だということも発見した」と絶妙なトーク。「世界戦まで合計300ラウンド消化する。大みそか、応援お願います」と呼びかけた。

  (竹下陽二)

 

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